家庭内暴力(DV)をする男性は女性的な人が多いという話を聞きました。
夫婦関係で悩む女性が、カウンセリングを受けた際に、そのカウンセラーから聞いたそうです。
もっと自分を見て欲しい。
自分以外の男に関心を持つなどとんでもない。
自分の存在をアピールしたい。
自分が一番でありたい。
など。。。
女性の場合は、もしその思いが裏切られたら、本人が悲しんだり、悩んだりするでしょうけれど、一部の男性はそれを暴力で昇華しようとします。
たぶんそれがDVのひとつの要因になっているはずです。
その話を聞いてもうひとつ思ったのは、もし同じような思考の持ち主だとしても暴力を振るわない男性は、圧倒的に女性よりも自分のほうが強いという自覚や本能的にそれを持っているからではないでしょうか。
女性は守るべきものだという本能が備わっているような気がします。
親や教師が子供や教え子に暴力を振るうのも、限度をしっているだろうし、根底には愛情があるからだと思います。
ただ、現代では、暴力=悪としか判断されない風潮になるので、愛情も薄っぺらいものとなっているのかも知れません。
そういった環境で育つとなんの理由もなく簡単に人を傷つけることができることになるのでしょう。
相手を思いやっての行動ではなく、自分の浅はかな理屈による暴力がはびこるのです。
夫婦問題から少し脱線してしまいましたが、DVをされても離れられない女性は、どこかで相手と繋がっているような気がします。
暴力を受けることで相手の愛情を感じていることもあるでしょう。
そういった状況が絶対悪いわけではなく、その人が選択したのであれば、それはその人にとって最善のはずです。
たとえそのせいで、自らの命を落としたとしても。