先日、30年来の友人と2年ぶりに会いました。
不思議なことに2年会ってなくても、つい昨日も会ってたような感覚で、再会し、4時ぐらいから日が変わるまでず~っと飲んでました。
おかげで翌日は、もう一生お酒なんて飲むもんかというぐらいの二日酔いになってしまったのですが、体調が戻るとまた毎日晩酌って感じになります。
彼は結婚して15年ほどになるのですが、会うたびにもう夫婦仲は完全に終わっていると寂しそうに言います。
僕からしたら離婚して新しい人生を送ればいいのにと思うのですが、今回会ったときには、奥さん名義で中古のマンションを購入していました。
彼らに子供はいません。
家での会話もほとんど無いということだったのですが、何故か結婚生活は続いているようです。
彼の話を聞きながら、もしかすると子供がいないから結婚生活を維持できているのでは無いかと思ったのです。
僕は7年前に離婚しましたが、夫婦仲が冷め切って、家庭内別居生活が1年ぐらい続いたのですが、一番つらかったのは、そんな親の姿を子供たちに見せることでした。
もし子供がいなければ、単なる同居人として、家をシェアしていると割り切れたのではないかと思います。
子供がいたからこそ離婚するのが最善の選択のような気がしたのです。
友人との酒の席では、そんなことを話しながら、子はかすがいって嘘だなと言ってたのですが、よくよく考えてみると、今もずっと子供たちと会ってますし、妻と同居していたときよりは、まともに話が出来るようになったような気がします。(メールだけですが)
離婚しないためのかすがいではなく、離婚しても家族としてのかすがいになっているのかなと思います。
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