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哲学

先日、国民栄誉賞を受賞された、将棋の羽生竜王が、今のコンピューターを研究し、それを将棋に取り入れようとする若手との対局をテーマにしたテレビ番組を観ました。

若手の棋士からすると羽生さんは、雲の上の人であり、対局が出来るというだけでも特別なことだと思います。

この番組では、ふたりの若手棋士とのタイトル戦を中心に構成されていて、結局どちらも若手が勝つのですが、99期のタイトルを持つ羽生さんが、100期を目指して竜王戦を戦っているというところで終わります。

最終的には、竜王に返り咲き、100期目を手中にし、国民栄誉賞を授与されたのです。

この番組のなかで、一番印象に残った羽生さんの言葉が、今回のタイトルである「忘れる力」でした。

対局に勝っても負けても、すぐにリセットし、またまっさらな気持ちでスタートを切れることが大切だという意味です。

これは将棋に限らず、生きていくために一番必要な能力のような気がします。

付け加えるなら、忘れる力と未来を考えない力かも知れません。

過去を嘆いたり、未来を憂いたりすることは、今の自分にとってプラスになることなどひとつも無いからです。

羽生さんを始め、世の中で偉業を達成されているかたは、目の前のことにとにかく全力で向き合っているのだと思います。

結果は、後からついて来るではないですが、気づけば結果があるだけで、それを残すために頑張っている訳ではないはずです。

忘れるというのは、簡単では無いかも知れませんが、それも意識して訓練していけば身につく能力であることは間違いありません。

是非、意識してトライしてみてください。

年を重ねるごとに1年が早く感じるようになりますが、その理由でもっともだなと思ったジャネの法則を紹介します。

ジャネの法則は、フランスの哲学者ポール・ジャネが提唱し、その甥である心理学者のピエール・ジャネの著書で紹介されたそうです。

その法則を説明すると10歳の1年は、その人の人生の10分の1にあたり、60歳の1年は、60分の1にあたります。

年齢がいけばいくほど、1年の重みが軽くなるため時間が早く過ぎるように感じるというものです。

その年の出来事や経験したことなどによって、1年が長く感じたり短く感じたりするだろうし、単純に年をとった分だけ早く感じる訳ではないと思いますが、なにもせず同じことを繰り返していれば、前年よりも今年、今年よりも来年の1年間が早く感じるのではないでしょうか。

早く感じることが悪いとも思いませんが、限られた時間の過ごし方について、考えてみるのも大事だと思います。

このジャネの法則は、「仕事は楽しいかね?」という本のマンガ版で知りました。

ここに登場する老人実業家のマックスのいう話はとても参考になります。

特に印象に残った言葉は、「明日の目標は、今日のたいくつ」でした。

僕もこのブログで目標を立てることに否定的な意見を書いていましたが、どんな結果になるか判らない将来について考えることは、無駄でしかないと思います。

彼がひとつだけ主人公に求めたのは、ただひとつです。

「明日は、今日と違う自分になる」

とにかく失敗を恐れず、チャレンジしていくことによって、自分の居場所ややりたいことが見つかるようになるのでしょう。

常に目標を持ち、それに向かって努力することが大切。

当たり前のように感じられるけど、僕にはとても違和感があります。

このブログでも、言葉を変えて、何度も言ってきたけど、我慢とか忍耐とか、自分が楽しめない時間をわざわざ作らなくても、楽しい時間だけで生きていくほうが効率的なような気がするのですが、僕の考えはおかしいのでしょうか。

前田さんの目標は何ですかと聞かれました。

僕には、目標というものがありません。

とにかくその時、その時が、楽しくなるように過ごすことが重要で、何かの目標を掲げて、それを達成したときの達成感は必要ないのだと思います。

生きていると、予期せぬ出来事が起こります。

それはいいこともあれば悪いこともあるけれど、どちらにしても、それをクリアしていくしかないわけで、後回しや、逃げていたら、どよ~んとした重たいものが、ずっと付いて回ってきます。

常に課題が出されている学生のようなものかも知れません。

その課題をどうやって楽しく消化していこうかと考えるのが、僕の生き方のような気がします。

自分はこういう人間になりたいとイメージして、それに向かって努力するのもありかも知れませんが、まず現状の自分を見つめなおして、好きになることから始めて欲しいなと思います。

目標を立てるよりも、今あるもので満足できるようになるほうが、結果的に明るい未来を手に入れる確率が高まるはずです。

歯を食いしばって苦しい顔を見せている人よりもニコニコしている人に幸福の女神は微笑むはずですから。

最近、ぐっとブログの更新が少なくなってきているのですが、性感マッサージの仕事が忙しすぎるせいで、更新の時間が取れないと思っていらっしゃるかたもいるようです。

その推理はまったく外れていて、逆に仕事が少なくなったせいで、モチベーションもネタも無くなっていたというのが、正直なところです。

それともうひとつ原因を挙げるとすれば、性感の仕事以外に時間を使うことが出てきて、その為にこちらのほうがおざなりになってしまったのも事実かも知れません。

ただ、僕としては、あくまでもこちらをメインに考えていきたいと思っているのですが、よくよく考えてみるとどっちをメインにするのかという選択をすること自体が意味の無いことのように思えてきました。

普通の会社員であれば収入を得る方法は、会社に真面目に行くという揺るぎないものがあるのですが、僕の場合は、揺るぎないものが無いばかりか、常に自分がゆるゆるの状態な訳です。

先ほど書いた、性感マッサージ以外に時間をさいていることも成功すれば収入源のひとつになるのですが、どっちを取るのかとか、どのぐらいの比率で時間を割くのかといったことよりも、自分がどう生きていくのかを考えるほうが大切だとふと気づいたのです。

メインは、あくまでも自分の心地良いと思える時間と場所を確保することだと思います。

これまでの人生より、これからの人生のほうが、時間としては短いと思いますが、その中身は、これまでとは想像も出来ないぐらい濃いものになるはずです。

以前も書きましたが、今が自分にとって、一番若い瞬間であるわけですから、年齢などを気にしないで、楽しい人生を送れるようにまず行動してみてください。

今日が、残りの人生の初日ですよ。

入学式、入社式、元旦、結婚式……。

人生の中には、いろいろなスタートがあり、その瞬間はとても身が引き締まる気がします。

とにかく新しい生活に向けて頑張ろう! といったエネルギーが自然に湧くのでしょう。

「今日が残りの人生の初日」

そんな台詞をドラマの中で聞いたときに、そんな風に思えば、その後の人生も大きく変わってくるような気がしました。

今が自分の一番若い瞬間なので、もっと早くしておけばよかったなどと過去を憂う時間があるのだったら、今からすぐ行動に移すほうが、自分の理想を実現する確率が高まるはずです。

僕自身も不安に押しつぶされるような気持ちになることが、よくありますが、不安よりも期待を持てるように人生の初日だという思いを植えつけていきたいと思います。

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