内戦の影響で中東からヨーロッパに移動する人が、2011年から激増しているそうです。
これまで遥か遠い地域のことで、ほとんど関心を持つことがなかったのですが、地中海を船で渡る際にたくさんの人が亡くなっているというニュースを知り、いろいろと浮かんだので記事にしようと思います。
去年はヨーロッパに100万人の移民が逃れた為に、今年は受け入れる国の事情もあって、移民を抑制する施策をしたそうです。
そのため今年は33万人と減ったのですが、抑制されたために無理に渡航する人たちが増え、渡航途中で亡くなる人が去年の3771人を上回る3800人に達したそうです。
国民を守るために国があるはずなのに、それが人々にとって恐怖の場所でしかないというのはいたたまれない気持ちになります。
話は少しそれますが、不法入国者と聞けばとても悪い人だというイメージを持ちがちですが、犯罪を犯すために来ている人などは一握りであって、ほとんどの人が居たくなくてもしかたがないからいるんだということをこのニュースから理解しました。
人間はこの地球上に生まれてきた時点で自由でどこで住んでもいい権利があるはずなのに、国という一種の監獄に拉致されているような気がします。
日常の小さな拘束には悩み苦しむのに、大きな拘束は当たり前として捉えてしまいます。
結局、何が言いたいのか判らなくなって来たので、今日はこのへんで。
日本に生まれてよかったと心から思えない自分がいます。