サロゲートパートナー

夫婦問題や性についての悩みをサロゲートパートナー(代理恋人)が解決いたします。

施術日記


くせがすごい! ではないですが、シワがすごい!

もう70歳ぐらいの手ですね。
実際はもう少し張りが合って柔らかでしなやかなので。

時刻は午前9時を少しすぎたあたりです。


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午後から池袋で施術依頼があるために、この時間の出発となりました。

いつものように家を出て、時計と街の様子を撮影。

晴れてよかった~~。

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道でガチャガチャしていると、母親の両手につながれて子供たちが通り過ぎて行きました。

左手につながれた赤いニット帽をかぶった少年は、通り過ぎた瞬間に振り返り僕をガン見。

10秒ほど振り返ったまま、母親にひっぱられていました。

前世で知り合いだったのかなと思うほどです。

その後、また2度ほど振り返ってます。ちなみにお父さんはフィンランド人だと思います。

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みどりの窓口に着いたのが、9時40分。ちょうど50分発の東京行きがあったので、その切符を買いました。

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改札を入り、お弁当売り場に直行。

僕の心に訴える弁当が無く、ゆっくりと選ぶ時間も無いために、少し焦りだしました。

ここはがっつりではなく、一時しのぎでいくか! と、470円のおにぎり弁当を手にし、レジに向かおうとしたその瞬間、奇跡に遭遇。

この旅日記を愛読していただいているかたなら、ピンときたはずです。

そうです!

あの僕の大好きな出陣弁当が棚に鎮座されていたのです。

それも新登場! などというウソのポップ付で。

そこは再登場ですやろ~~と心の中でつっこみを入れながらおにぎり弁当くんは、もとの場所に戻っていただき、出陣弁当様をレジへとお連れしました。

温かいお茶も一緒に購入。

1200円ぐらいだったかな。

結構、弁当に時間を使ったせいで、急ぎ足でホームに向かいました。

コーヒーもいりますやろということで、ホームのキヨスクにお邪魔しました。

そこには商標登録問題でお馴染みのあの方のおみやげが。

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で、車内です。

3列シートの通路側を選択。

それほど混んでいなかったために、隣に人が座ることはなく、快適な2時間33分でした。

今回の旅のお供は、このブログで書き溜めた100の熟語の記事をプリントしたものです。

いくつかのジャンルに分けることと、誤字脱字などのチェックと本にするための推敲をします。

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それではおまたせをいたしました。

出陣弁当様のおな~~り~~。

竹皮で編まれた風のデザインがいい感じです。

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アンケートに答えるとコーヒーがもれなくもらえるという用紙が同封されていましたが、すでに買っていたためにポイしました。

箸は、幼稚園児が使うぐらいの長さしかないので、周りから見ると僕は手づかみで食べているように見えるかも知れません。

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たぶん以前のときもこの弁当の内容がかかれたお品書きを撮影したと思いますので、興味のあるかたは比較してみてください。

違うところがあれば教えてくださいね。

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じゃじゃ~~ん。

やっぱりこの素朴な感じと、無駄なものがいっさいない洗練された感じが最高です!

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山椒味噌。

リニューアル前の出陣さんに入ってたかな~~。

それよりもこれをどうするのかが分からず、おにぎりにでもつけるのか、お酒を飲む人がちびちび舐めるものなのかなどと思いながら食べ進めていきました。

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お品書きには山椒という言葉が一言も入っていなくて、最後までわからなかったら、持ってかえってホテルで日本酒と一緒にいただこうかと覚悟を決めていました。

弁当を4分の3ほど食べたときに、やっと彼の居場所を発見。

なんと串にささったこんにゃくクンが出てきたのです。(お品書きをよく見たら味噌田楽って書いてありましたけど)

もうそれはそれはうれしくて大好きなお父さんにまとわりつく3歳児のようなイメージじでトッピングさせていただきました。

う~~ん。最高~~!

日本酒が飲みて~~~~。

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富士山を見ながら日本酒が飲みて~~~~。

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今回の東京出張では、どんな出会いが待っているのか。

今から楽しみです!


今回、依頼された女性は30代の既婚者です。

彼女は初婚で2人の子供を持つ男性と10年ほど前に結婚されました。結婚と同時に子供が生まれ、現在は5人家族です。

予約のメールでは、ご主人との関係よりも子供やセックス自体の悩みが大きいとのことで、ホテルに入り1時間ほどそのことについてお話を聞きました。

まず子供とのかかわりについて、真面目で責任感が強いなと感じたのですが、それが逆に彼女の悩みの原因にもなっている気がしました。

ただでさえ子育ては難しいのにいきなり二人の血の繋がっていない子供と繋がった子供の3人を育てていくことは並大抵なことでは出来ないと思います。

子供達には分け隔てなく接して母親としてしっかり子供の成長を見ていかなければいけないというのが、理想ではあると思いますが、その自分が思い描く理想像と現実とのギャップに苦労されていらっしゃいます。

連れ子と実の子との年齢も離れているということだったので、僕はいっそのこと義母をやめてみてはどうかと提案しました。

あと分け隔てなく扱うことが難しいのであれば分け隔てて育てたらいいのではないかとも提案しました。

決めるのは彼女自身なので、あくまでもそういった行動を選択することも可能ではないかと提案したのです。

夫婦間で揉め事があった場合にお互いの欠点を指摘しあって改善してもらうように話し合うことが大事だと思われがちですが、もっと大事なのは結婚そのものを大切に考えることです。

以前にも書きましたが、結婚を会社にたとえてみて社員がお互いの欠点を指摘しあっても会社の成長には一切関係ないばかりか、マイナスになってしまいます。

今回、依頼された彼女には「結婚」ではなくて「家族」を会社に見立てて考えていけばどうですかと提案したのです。

彼女はいきなり他社からヘッドハンティングされて部長職につかされているような状況です。元部下を一人連れて。

部長職という責任の重みを日々感じながら悩んでいるのであればもっと楽なポジションにつくことも会社のためになるのではないかと思うのです。

母親をやめて親友にはなれないのか。

部長を辞めて平社員に戻れないか。

ポジションは何でも構わないと思いますが、彼女が描く義母としての理想が彼女の行動によっておきる現実と開きがあるのであれば、理想を変えるか行動を変えるしか方法がありません。

彼女は主人や子供たちを変えることは出来ないとわかっています。

自分が行動するしかないと。

ただ、自分が行動することで相手も変化するとは思っていないようでした。

難しい顔をすれば相手も難しい顔になりますし、笑顔になれば相手も笑顔になります。

いつも緊張した空気を出せば周りも当然緊張するはずです。


1時間の話を伺っているときは、僕自身もどうしていいかわからないぐらい悩みが多すぎるなと思ったのですが、全ての原因は、彼女自身が悩むことを選択しているだけなのです。

マッサージに入ってリラックスされたのか楽しい話も聞くことが出来ました。

とても楽しそうに話されていたのが印象的で、

そういった話だけを最初から聞いていたらなんて幸せな家庭なんだろうと思っていたはずです。

引き寄せの法則では、自分の考え方によっていいことも悪いことも現実に現れるといいます。


信じがたい法則かもしれませんが、信じる信じないは別にしてもいいことや楽しいことを

考えている方が体にいいことは確かだと思います。


セックス自体についても体に自信がないとおっしゃっていましたが、

お世辞抜きでとてもスタイルがいいと思いました。

9のいいところよりも1の悪いところに焦点をあててしまうことは、

人間が陥りやすい罠のような気がします。


僕は9の悪いところよりも1のいいところを見ているので、

それもどうかなとも思いますが・・・。




カウンセリングも行っています。面談・電話・メールにて対応しています。

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自分のこれまでの人生を見つめ直し、どんどん向上させていこうという女性と出会いました。

Rさんは50代半ばで、2年程前には閉経し更年期もほぼ終ったようですが、女性としての魅力が無いと言われたことがきっかけとなり今回の予約となりました。

初めてお会いしてお年を聞いたときに正直ビックリしました。

僕と同じかもっと下に見えるぐらいに若々しかったからです。女性としての魅力も十分に備わっていると感じました。

詳しい話を聞いてみると彼女に対して魅力が無いと発言された方の意図としては、Rさん自身がもっているポテンシャルを十分に発揮できていないということに対して叱咤激励の意味があったようです。

彼女は社会人になり、母親になってから人間の本質的なものに興味を抱くようになり、本来持ち合わせていた向上心がより強くなり、具体的に勉強をしたり経験できないような体験も自ら志願して自分を高めようと努力されています。

いろいろ学習していく中でどうしても性的な部分においてクリアできないということで、実際の施術を受けて体から改善していこうと思われたようです。

ご主人とのセックスでは肉体的な反応(愛液の分泌等)がまったく起きなったのと性交痛がひどくなったことで、セックスレスになっています。

長い間、その状態が続いていることも女性としての魅力が出せていないひとつの理由だと考えていらっしゃいます。

たしかに施術を受けられた方の中には周りから女性らしくなったと言われる人もいらっしゃいます。肉体的な交わりを持ったからというよりも女性として扱われる心地よさのようなものが、本来あるべき状態に戻してくれるのかもしれません。

彼女はこれまで親のしつけや環境などによって「こうあるべきだ」とか「こうでなければいけない」という固定観念のブロックをたくさん持つようになったと自覚しています。

今はそれらのブロックをひとつづつ外していっているそうです。

お子さんに対しても母親として演じることを辞めて自分のやりたいことを優先するようになったそうですが、お子さんからすると今の彼女のほうが好きみたいです。

確かに彼女の第一印象には、母親というイメージはありませんでした。

子供を幸せにしたいのであれば幸せな姿を見せることが一番大切なのでしょう。


「重症です。」

と予約のメールにあったのですが、話をお聞きしているといろいろな問題がそれほど問題のような感じがしなくて、逆に楽しんでるような印象でした。

施術自体は無理をせず少しずつ慣れていくことを優先し、あまり間を空けずに数回通いますとのことでした。

自分をしっかりと持ち、問題に対して向き合い積極的に行動する姿がとても魅力的に映りました。


更年期が終ってからでも自分の考え方次第で人生を楽しむことは可能だとあらためて確認させていただきました。

最後に彼女は、ご主人に対してどんどん浮気をして欲しいとまで仰っていました。

セックスすることで女性からエネルギーをもらって自分の活力にして欲しいと思っておられます。

信じられないかもしれませんが、性のエネルギーがお互いの活力にプラスになるのは僕自身が体感していることなので、間違いないと思います。

愛するパートナーがいらっしゃるのであれば挿入や射精、オーガズムが最終目的ではないもっと充実したセックスを経験してください。

新しい世界が広がるはずですから。



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施術日記を書く時はだいたい了解をいただいてから書きます。
今回もメールでお聞きしたところ以下の内容で返信がありました。


遠く不便なところまで本当にありがとうございました。

お疲れ様でした。

メール嬉しかったです。

〇〇さんもね、いつも言われます。
人生一度しかないんやから楽しまないとって。
大好きな〇〇さんと一緒の時間を過ごすだけで幸せなのにね。イケるようになったらもっと好きになってしまいそうで怖いんですよね。

イケなかった私ですが、同じ気持ちで悩んでる方のお役に立てるかもしれないですね。

日記に書いていただけること
嬉しく思います。

たくさんの女性の力になって下さいね。

今回はご主人からの愛情もしっかりと受けていて幸せな生活をしていたのにあることがきっかけで、昔憧れていた人と結ばれ、リスクを覚悟しながらも自分の人生に新しいページを加えられた女性からの依頼でした。

依頼された具体的な理由は、絶頂を経験したことがない彼女に絶頂感を味わってもらいたいというパートナーの気持ちをかなえてあげたいという一心からです。

実はこのような内容の依頼は今回で2度目です。

絶頂を味わったことがないということは、当然男性経験もあまりないわけです。
そんな人が見ず知らずの素性もわからない男に不安と戦いながら愛する彼氏のためにと覚悟を決めて予約されるということに前回もそうでしたが、女性の献身的な姿にただただ驚いています。

今回いただいた最初のメールは、聞いたことがないインターチェンジ近くのホテルまで出張で来てもらえるかという内容でした。

正直なところ興味本位でわざわざ大阪まで行くのは邪魔くさいし近くまで来るんなら試してみようかなといった程度のお客さんだと思いました。

詳しい内容をお聞きすると2回に渡って長文で返信があり、依頼された理由が理解できました。

出張費をいただかないと対応できない距離なので、駅までの交通費と時間を調べて請求させていただきました。負担していただく金額はかなり高額だったのですが、前日までに入金していただきました。

彼女にとってはお金の問題よりも知らない男性と会う恐怖のほうが大きかったようで、最後のメールでは

絶対の
絶対の
絶対
エッチはしませんよね?

と確認されました。

絶対しません。

と返信したところやっと安心されたようでした。

普通で考えてみるとホテルまで行ってるんだから最後までやっても同じじゃないのかと思ってしまいがちですが、その「普通」という考え方自体がおかしいんだと思うようになったのも多くの女性と接したからこそわかったことです。

また別のある女性からは男性器が体に接触しただけで妊娠する可能性があるからパンツを穿いて接触しないようにして欲しいとも言われたことがあります。

その方も男性と接触するという恐怖と戦いながらも女性としての悦びを感じるようになって新しい彼氏が出来た時に普通にセックスを出来るようにしたいという気持ちから依頼されたようです。

好きな人が出来たときにはセックスの問題はとても大きな問題となります。
とくに30代後半から40代、またそれ以上であればあるほど自分も心身ともに楽しみたいという気持ちとそれ以上にパートナーに喜んでもらいたいという気持ちが大きくなるような気がします。

今回、依頼していただいた女性は40代半ばで結婚して20年以上過ぎています。
新しい彼氏は20歳以上も年上のため、彼自身が性的な機能を維持できる期間が残りわずかだというあせりもあるようです。

そのために自分が元気なうちに一緒に絶頂を迎えたいという願望が強く、その思いが彼女のこころと通じ合っているのでしょう。

施術の方は、僕のミスで一本電車を乗り過ごしてしまってホテル内に入ってから出るまで90分程度しかありませんでした。結局、十分な性感も行うことなくなんとか絶頂感を味わっていただきたいという思いから敏感な部分を時間をかけて手や口を使って刺激しましたが、結局それがよくなかったのかもしれません。

たくさんのお金を支払っていただいたのに希望に沿うことが出来ませんでした。

それでも彼女は、まったく責めるどころかまた次回もあるかもしれないので、その時はまた遠いんですがお願いしますとまで言って下さいました。

ご主人からの愛情をたくさん受けているのもパートナーさんからの愛情も

全て彼女のその人柄によるものだとわかりました。

出会いがあればいつか別れがあります。

今、僕の正直な気持ちは、一日でも早くパートナーさんとひとつになった状態でお互いが体験したことのないエクスタシーを味わっていただきたいということです。

その先については、彼女自身の問題です。

どんな結末になろうとも選択したことを後悔されずに過ごしていただきたいと思います。

施術時間 90分

PS.電車に乗り遅れたのは姫路駅でした。
乗るはずの電車がホームになかったので、記念写真を撮っていたらすでに発車していたんですね。次の電車まで50分近くもあるということだったので、駅のソバ屋さんにいったところ・・・

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妙にそばの色が白いな~って思ってたら僕の前にマツコさんの顔が・・。
麺は中華麺だったようです。

どんぶりあんなにちっちゃくないんだけど・・。



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今日の日記は小説風に書きます。

主人公は僕ではなく依頼されたH子さんです。H子さんは現在40代半ばでかなり年下のご主人がいます。彼のことをとても愛しているのですが、単身赴任で年に数回しか会うことが出来ない状況です。

今回依頼された理由は、そういった状況とは別にドラマのような彼女の過去にありました。

小説風に書くためにH子さんをナツミという名前にさせていただいています。

ナツミは日本画を鑑賞するのが好きだった。

休日は美術館めぐりをすることが入社したばかりの会社の業務のストレスから開放される手段のひとつだ。

大きな美術館の時間が止まったような空気の中を歩くのも好きだが、こじんまりとした美術館で同じ目的を持った人の温度を感じながら絵に向かう緊張感がナツミにとっては心地いい。

そんないつもと変わらない時間を過ごして美術館を出たところで、一人の紳士から声をかけられた。

「時間があるようでしたらお茶でもいかがですか」

ナツミの視線の先には、同じ絵を見ていた紳士の姿があった。ナツミとは30歳以上も離れているだろうと思われる風貌なのだが、品があって整った顔立ちが印象的でほんの一瞬しか同じ場所にいなかったのだが、ナツミの頭の中にはイメージが焼きついていた男性だ。出張で東京から来ていて時間があったので、美術館によったのだが、まだ時間に余裕があるため一緒に過ごしてくれないかということだった。

断る理由を探すことよりも彼の誘いにうれしさを感じエスコートされるままその日のうちに肉体関係にまで発展した。

その時からナツミとO氏の主従関係が出来ていたのかもしれない。

ナツミは処女ではなかったが、O氏との関係は大学を出たばかりの女の子にとってはあまりに衝撃的なことばかりであった。

O氏はナツミとセックスをしない。女性をもて遊ぶことで自らの脳を刺激し満足感を得ていたようだ。初めて体を合わせたときも一番感じる場所への愛撫は後回しにしじらすだけじらし、ナツミの肉体が反応していることを耳元でささやく。

「もうこんなに濡れているよ」

「ナツミは淫乱だね」

ナツミは、O氏との関係を繰り返すことでマゾの資質を持つことを発見した。

東京から月に1度会いにくるたびに違った内容をナツミに体験させる。O氏とつながりの深そうな女性とともに来て、O氏の目の前でふたりでやらされたこともあった。

また目隠しをされ手首も拘束されて体中を愛撫されたあと一番感じる部分をあと少し触れるだけで絶頂を向かえるかというタイミングでホテルを出ようと言われたこともあった。

ナツミの懇願する顔を見るのがO氏にとっては至福の時だったようだ。

ハードなSM以外のことはほとんど全て体験させられた。

3年ほどそういった関係が続いたのだが、別れは突然訪れた。

ナツミに恋人が出来たのだ。

もともと真面目な性格のナツミは、彼との関係を優先したいということでO氏に報告し、O氏もナツミの幸せを喜んで別れることとなった。

O氏はまた必ず僕に電話をかけることになるよと一言だけ残したが、ナツミは電話番号を書いたメモを捨てた。

それから7年が過ぎた。

ナツミは、勤務していた会社に新入社員として入ってきた男性と結婚した。7歳年下の彼の教育係としてついたのがきっかけだ。過ごす時間が多かったのだが、初めて会った瞬間に一目ぼれをしていた。

会社では立場上堅いイメージのナツミであったが、後輩の彼に対する思いがどんどんと募っていく自分の感情を抑えることができず、同僚たちに相談した。

恋愛などに関心が無いイメージを持つナツミからの相談だったということもあって、同僚たちはこぞってナツミと彼がうまくいくようにいろんなところでサポートしてくれた。

そしてまもなく結婚することとなった。

それから10数年が経った今でも一目ぼれした当時と同じかそれ以上に彼のことが大好きでいる。

彼は顔立ちもいいし背も高く、見るからに誠実そうな青年だ。学生のころから真面目だったようで、女性はナツミしか知らない。

セックスの時も自分のやり方が正しいかどうかを聞いてくることも愛おしく感じる要因となっている。

彼の方は結婚後、さらにスキルアップを目指して会社を辞めて新たな会社に就職した。現在単身赴任中で、ナツミも結婚してからも会社を辞めずに続けていたため、寂しさは仕事でおぎなうという生活を続けている。

子供はいない。

40代半ばを迎えるようになって、ふと自分の将来のことを考えてみると夫婦関係においてはなにも不満などないのだが、女性としての体についていろいろと考えるようになっていた。

特に20年前のO氏との関係で覚えた快楽(けらく)を思い出す日が増えてきた。

彼を裏切るような浮気などをすることなどまったく思わなかったが、一度体に浸み込んだ感覚を二度と味わうことなく死んでいくことに寂しさがこみ上げてきていた。

たまたま家に配られてきたデリヘルのチラシに女性マッサージ師による女性の為の性感マッサージを始めたという内容が記載されていた。

ナツミはO氏の電話番号のメモを捨てていたことに後悔していた。捨てていなければO氏の言ったとおりになっていたことだろう。

他に選択肢が見つからなかったため、チラシにあった番号へ電話しホテルでマッサージを受けることとなった。

担当した女性はナツミよりも20歳は若いだろうという感じで、男性しか相手にしたことがないようすで慣れない手つきで簡単にマッサージをし、最後は自分で満足して欲しいということでおもちゃを手渡された。

マッサージ中でも自分の悩みをナツミに打ち明けるなどで時間がオーバーしてしまい、延長料金も追加で支払わないといけないという結果に終わった。

支払ったお金と自分の行動に対してやるせない気持ちで過ごす一日となった。

それから数ヶ月が過ぎ、早めの夏休みを会社から貰うことができたのだが、彼と会える状況でなかったためもう一度女性用風俗を探してみることにした。

いくつかのホームページを見ていて最終的に決めたのは、ブログなどもしていて体験者の声も書かれていた性感マッサージだった。

朝の8時半に予約のメールを入れるとすぐに返事が返ってきて、希望している時間で予約がとれた。

待ち合わせ場所に現れたのはネクタイをしてバリバリの営業マンといった感じの男性だった。

「ネクタイしてるんですね」

とびっくりした様子でナツミが聞くと

「メールで服装などをお伝えしていませんでしたか?」

と笑いながら答えが返ってきた。

いくぶん緊張していたのだが、物腰のやわらかそうな男性を見て少し安心した。

男性の名前はMという。

ホテルに入るとドリンクを選択し、届くまでの間にMは予約した目的をさりげなく聞いてきた。

ナツミは現在の仕事内容や主人との関係などについて話した。主人が淡白であまり満足出来ていないことを告げたがO氏とのことを切り出す勇気がなかった。

ドリンクが届いてMが他の依頼者についてや更年期に入ったあとの女性の大変さなどについて勉強している話などを聞くうちにだんだんと心を開くようになって、性感マッサージをする際に少しいじめるような要素を加えて欲しいことを告げた。

Mはナツミの性癖について真面目に受け答えし、折角来たんだから楽しんでほしいと答えてくれた。

それからもいろいろと話をしていくうちにやっとO氏とのことを打ち明けることができた。

MはO氏のことを興味深く聞いていた。

O氏は、今で言う性感マッサージをさらに発展させたスキルを持った人だったようだ。

Mの性感マッサージは、前半は通常のマッサージから始まり、後半から微妙な刺激を全身に施して性感度を徐々に高めたあと敏感な箇所を集中的に刺激して絶頂へと導く。

途中でナツミが要望していた通り、Mは耳元で言葉をささやいた。

「もうすごく濡れてますよ・・」

実際ナツミの敏感な箇所は太ももまで流れるぐらいに反応していた。

セックスをすると痛みを感じることがあって不安に思っていたのだが、指で奥まで激しく責めるということはなく子宮全体を小刻みに揺らすような刺激を与えられ久しぶりの絶頂感を体験した。

「少し休憩しましょう」

Mはしばらくナツミが体を休めている間にお茶を入れていた。

体が落ち着いたところでガウンを羽織って入れてくれたお茶を飲んだ。

MはO氏のやり方についてさらに聞いてきた。

ナツミはとにかく緩急が激しいという印象が強いことを話した。

Mはこれで終了だと思っていたナツミの手をとってもう一度ベッドに誘った。

ガウンを着たまま横たわったナツミの横にMが来たかと思うと同時に性感マッサージのときのスローなやり方とは対照的にガウンの前をいきなりはだけられ敏感なところを直接刺激された。

ナツミは突然のことでどう対処したらいいのかわからなかったが、本来ある資質が呼び覚まされ体はさっき終わったばかりとは思えないほど反応していた。

ソファでの会話の時にO氏が絶頂を向かえた後にやめて欲しいといってもしつこく続けてくることがさらによかったなどといった話をしていたのだが、MもまたO氏と同じように執拗に責めてきて絶頂のさらに向こうを体験することとなった。

ナツミはその瞬間頭が真っ白になった。

10分ほどそのまま横になっていたが、Mも後ろから包み込むように体を合わせて優しくナツミの髪を撫でていた。

「すいません」

Mが突然ナツミの耳元でささやいた。

「・・・」

ナツミはどうして誤っているのか理解できなかった。

「ホントは終わりだったんですが、僕の勝手な判断でO氏との体験を思い出して欲しいと思ってチャレンジさせてもらいました」

ナツミは頭に言葉が入らない状況だったがあの時の美術館の匂いをふと感じた。

結婚する前の経験を抱えて夫婦生活を過ごしている人もいるかもしれません。

恋愛やセックスに限らず結婚する前の時期の体験は、その人の性格や性癖、味の嗜好や生活習慣などに大きな影響を持つことは間違いないはずです。

結婚後にお互いの価値観を相手に押し付けるのは無駄なような気がしてしまうのは僕だけなんでしょうか。

芸能人が離婚する際に価値観の相違が原因などといいますが、価値観が同じなんてそもそもあるのかなって思います。

今回依頼していただいたH子さんは、しっかり自分の仕事もこなされ、ご主人との関係も良好です。
とても大切にしたいと仰っていましたし、大好きだとも言われています。

ご主人の知らない世界のことを知らないところで満たす気持ちは、浮気とか不倫とか不貞とかの範疇ではないと思います。

女性は更年期を境にセックスが出来なくなっていくそうです。性交痛を抱えながらも男性に応えようと我慢しながらされている人もいらっしゃるみたいです。女性としての機能を果たすために女性ホルモンを投与する場合もあるのですが、それが子宮がんを誘発する可能性があるということで、子宮を摘出されるかたもいます。

女性としての意識を目覚めさせることや維持することの方法としての性感マッサージの存在も認知されて欲しいなと思います。


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