これまで懇親会などで、男性と話す機会は何度かあり、初の講習会でもその延長のような感じなのかなと思いながらさせていただいたのですが、僕の話が終わり、質疑応答の時間になったときに、彼らの真剣さがとても伝わってきました。
性感マッサージ業をすると決められている訳では無いとしても、その可能性や自分の現状に新しい分野の仕事を入れるための障害のようなものを確認しに来られていたように思います。
彼らの姿を見ていて感じたのは、僕自身も次のステップに進むためにいろいろ模索していく時期なのかなということでした。
今回の講習会は、僕が自分でやろうと決めた訳ではなく、関東に単身赴任されているかたから、突然東京で講習会をやらないのですかという質問のメールが届いたのがきっかけでした。
その時は、その予定は無いという返信をしたのですが、出張の日が近づくにつれ彼の言葉がどんどん気になり始め、結果的に開催することにしました。
名古屋から東京に行く新幹線のホームの売店で、本田健さんの本を買ったことも、必然だったような気がします。
性感マッサージと出会う直前は、経済的にとても苦しい状況が続いていて、地下鉄の始発で出勤し、11時ごろ帰るという生活を続けていたのですが、努力してもまったく無駄に終わり、家族にたくさん迷惑をかけていました。
その頃、なんとか人生を改善したいと思い、啓発本やビジネス本を読み漁っていたときに本田健さんという人を知ったのです。
「大富豪からの手紙」は、実業家として大成功した祖父からの遺産として、9つの手紙を大学生の孫に届けられるところから始まります。
1から順番に読んでいくようにと支持され、様々な体験を通して、人生を豊かに生きるためのノウハウを学んでいくのです。
行きと帰りの新幹線の車中で読み終えられるほど軽い文章でしたが、昔読んでいたときよりも、今、読んだほうが心に響きました。
その祖父の残した言葉や彼の友人たちの言葉は、今の僕が大切にしていることと共通することがたくさんあったからかも知れません。
そして読み終えたときに、主人公である大学生が抱いている気持ちが僕にも乗り移っていたようにも思えました。
彼よりも30歳も年上ですが、これからでもまったく遅くないと思っています。
具体的にこれをやろうと思っていることは今のところ無いのですが、自分の目の前にあるワクワクすることを順番に片付けていきたいと思っています。
その最初が、講習会での内容を収録したものを販売物として完成させることです。
講習会をやるきっかけをくれた男性は、その直前に体調不良のため参加してもらえなかったので、彼に真っ先にプレゼントしたいと思ってます。
完成しましたら、また告知させていただきますね。
パワーポイントのスライドと滑舌が最悪の僕の肉声しか入っていませんが、冒頭部分だけyoutubeにアップしたので、ご覧ください。