40代後半から50代の既婚女性は、子供から手が離れ、やっと自分のための時間を確保できるようになるのですが、それを自分のために使うということに慣れていないせいで、どうしていいか判らないという話をお聞きします。
全ての家庭がそうではないですが、僕の知りうる限りでは、夫婦間のスキンシップはすでになく、家族という形で定着していることが多いような気がします。
たとえスキンシップが無くてもお互いを尊重しあい、家族を大切に守っていくという共通の目的があればそれはそれで正しい夫婦のありかたなのかも知れませんが、そんな中、夫の浮気が発覚するケースも少なく無いようです。
自分だけが貧乏くじをひいていると思っても当然のことだと思います。
そういった体験をされた女性から相談を受けた際には、とにかく自分の人生を楽しんでくださいと言っています。
人生を楽しむ。
言葉にすると簡単ですが、いざ自分に置き換えて、楽しむためにはどうすればいいのかと考えてみると、以外に思いつかないようです。
昨日も、ある方から、楽しむためのコツを知りたいといった内容のメールをいただきました。
僕の返信内容を箇条書きにしてみます。
■まず自己中になること(ただし人に嫌われるようではダメ)
■嫌なことは嫌だとはっきり言うこと
■体裁を取り繕わない
最後は、このブログでも結構頻繁に言ってますが、自分に嘘をつかないことです。
他人に嘘をつくというのは、結局、自分が嘘をついていることが判っているわけで、気持ちいいものではありません。
自分に嘘をつかないためには、ある種の覚悟を決める必要があります。
八方美人だと、いつまでたっても嘘をついていなければいけないですし、相手に何かを求めても、応えてくれなければ、自分の求めている理想ではない現実を、受け入れたくないのに受け入れているという嘘の状況を招くのです。
楽しくて毎日幸せだな~~と思いながら布団に入りたいのであれば、一度、その辺りを整理してみてはいかがでしょうか。