年を重ねるごとに1年が早く感じるようになりますが、その理由でもっともだなと思ったジャネの法則を紹介します。
ジャネの法則は、フランスの哲学者ポール・ジャネが提唱し、その甥である心理学者のピエール・ジャネの著書で紹介されたそうです。
その法則を説明すると10歳の1年は、その人の人生の10分の1にあたり、60歳の1年は、60分の1にあたります。
年齢がいけばいくほど、1年の重みが軽くなるため時間が早く過ぎるように感じるというものです。
その年の出来事や経験したことなどによって、1年が長く感じたり短く感じたりするだろうし、単純に年をとった分だけ早く感じる訳ではないと思いますが、なにもせず同じことを繰り返していれば、前年よりも今年、今年よりも来年の1年間が早く感じるのではないでしょうか。
早く感じることが悪いとも思いませんが、限られた時間の過ごし方について、考えてみるのも大事だと思います。
このジャネの法則は、「仕事は楽しいかね?」という本のマンガ版で知りました。
ここに登場する老人実業家のマックスのいう話はとても参考になります。
特に印象に残った言葉は、「明日の目標は、今日のたいくつ」でした。
僕もこのブログで目標を立てることに否定的な意見を書いていましたが、どんな結果になるか判らない将来について考えることは、無駄でしかないと思います。
彼がひとつだけ主人公に求めたのは、ただひとつです。
「明日は、今日と違う自分になる」
とにかく失敗を恐れず、チャレンジしていくことによって、自分の居場所ややりたいことが見つかるようになるのでしょう。