どうせかぼちゃの馬車にガラスの靴で、最後はめでたしめでたしですやろ~と思いつつ、評価が結構高かったので観ました。
かぼちゃの馬車にガラスの靴にめでたいというのは間違いなかったのですが、僕の想像以上に感動させてもらいました。
初めから終わりまであらすじが判っていても、演出や登場人物の細かい描写などによって、印象が大きく違うんだとあらためて気づきました。
これはたぶん実生活、というか人生においても同じことが言えるような気がします。
生まれて勉強して就職して結婚して子供が生まれ、孫が生まれ、死んでいく。
結婚しない人もいるかも知れませんが、生まれて、いろいろあって死んでいくのは間違いありません。
映画を観る前の僕のように、どうせそんなもんだろうと思って生きていたら、そんなもんで終わる人生ですが、自ら脚色し、楽しくしようとすれば感動する人生も送れるのです。
ありきたりの人生に日々悶々としていらっしゃるのなら、是非、映画をご覧になり、脚色する楽しさを学んでみてください。
シンデレラの人生は、ありきたりではないですけれど。