サロゲートパートナー

夫婦問題や性についての悩みをサロゲートパートナー(代理恋人)が解決いたします。

2016年04月

判らないようにしてくれれば浮気はOKという女性がいます。

正直な浮気者よりも嘘つきの浮気者の方がいいということです。

結婚すると隠し事をしないで、互いのことを全てオープンにすべきだという女性がいます。

結婚会見などでそういったことをニコニコと話しているカップルはたいていすぐに離婚しているような気がします。

秘密があったほうがいいのか、無いほうがいいのか。

たぶんこれから2万年ぐらいは答えの出ない問題のような気がします。

秘密の2文字には、「必」という字が含まれています。

必要だからなのか、誰しもが必ず秘密を持つからなのか、必死で隠したり、ごまかしたりするせいなのか。

理由はわかりませんが、とにかく浸透していることだけは間違いないでしょう。

秘密を持っていない人を探すほうが難しいはずです。

人間に知恵というものがつき、文明が進むにつれて秘密の量も規模も増大したように思います。

動物に秘密なんてないですからね。

人を助ける嘘もあれば、傷つける正直もあると思います。

隠すことで人を傷つけないことがあるのかも知れません。

僕は極力秘密を持たず、嘘をつきたくありません。

でも今のところ、性感マッサージ師という仕事を公にしていませんし、顔も本名も隠しています。

そんな僕のところに墓場まで持っていくという秘密を抱えた女性が会いに来てくださいます。

素性のわからない得体の知れないモノだから、秘密を打ち明けてくれるのかも知れません。

嘘は連鎖します。

秘密も必ず次の秘密を呼ぶのかも知れません。

テクマクマヤコンで、全てが解決すればいいのですが……。

トラスとは、三角形を基本単位としてその集合体による構造形式で、耐久性が必要な建築や機械などに適しているようです。

人間で三角といえば、三角関係を想像してしまいますが、男女間の三角関係だけでなく、人間関係はほとんど三角形で構成されているような気がします。

夫婦間には、共通の話題があって関係が成り立ちますし、囲碁や将棋などのゲームでも二人の対戦者とゲームという関係になります。

サッカーや野球などのプロスポーツであれば、両チームとファンという図式でしょうか。

三つの要素で構成されているので、どれかひとつが欠けてしまうとその存在自体が消滅してしまいます。

男女間の三角関係のように、二人でうまくいっていたのに第三者の登場によって、壊れてしまうという逆の場合も考えられますが、それはもともとあった三角で構成されていたものに、第三者が登場し、四角になってしまったのだと僕は思います。

正確には三角関係ではなく、四角関係です。

四角の場合は、そこに筋交いを入れないと簡単に崩壊してしまいます。

第三者を排除してもとの三角に戻すか、筋交いになるような人物やモノを加えるか、もとの三角自体を無くすかのどれかを選択しなければならないでしょう。

人間関係において、一対一で向き合うということがありますが、問題を解決するにはもうひとつの要素を加えて、三角にすることで意外と簡単に解決するかも知れません。

あなたの身の回りで三角になっているものを見つけてみてはいかがでしょうか。もしギクシャクしていることなどがあれば、三角を作り出してみてはいかがでしょう。

セックスは3Pよりも二人だけのほうがいいと思いますけれど。

今年はどういうわけなのか判りませんが、二・三年ぶりに連絡をしていただいて再会することが多い年になっています。

占いならそういった星回りとか周期にあたると予測がつくのかも知れませんが、占いの知恵を持たない僕からすると不思議な感覚です。

今日も約二年前に施術をさせていただいたかたと再会しました。

彼女は五十代の既婚女性なのですが、夫以外のパートナーとのセックスについて悩まれているようで、今回は二年前とは別のパートナーとの関係について自分の体を含めて、セックスについて探求したいという気持ちが湧いたことで、予約に踏み切ったようです。

こんな風に書くと自由奔放な女性のような印象を受けるかも知れませんが、彼女はとても真面目で、結婚してから不倫をしたこともなかったのですが、結婚前に好きだった男性と偶然再会し、忘れかけていた恋愛を再スタートされました。

数十年越しの恋がまたスタートしたのですが、結局一年ほどしかもたず彼は新しいパートナーと結婚することになったそうです。

どれだけ相手を思う気持ちがあっても、その時の状況によって自分の思いとは違う結果になることがあるとあらためて実感させていただきました。

傷心していたときに、熱烈なアプローチを受けて現在のパートナーと遠距離恋愛をされているようです。

数年前までは夫とはセックスレスで、女性としての自分は終わっていくものだと思っていたはずが、ふとしたきっかけで、性に対する探究心のようなものが芽生えたようでした。

新しいパートナーは、とてもセックスに対して精力的なのはいいのですが、男性向けのアダルトビデオに出演している男優のような感じで、女性に配慮してするセックスではなく、自分本位のセックスが女性を喜ばしていると思っている男性でした。

ほとんどの女性がそうですが、相手を傷つけたくないという気持ちがあって、自分の素直な気持ちを相手に言えないといった状態で、演技も交えながら、セックスをしています。

彼女も同じでした。

セックスに自信をもつ男性と付き合っていて、自分がもしセックスに対して気持ちいいと感じなければ、自分の体がおかしいのかと思ってしまうことも多いのではないでしょうか。

彼女自身はあまり経験がないために、何が正解なのかがわからないようで、今回の施術で自分の体を冷静に見てみたいといった気持ちがあったようです。

セックスにテクニックは必要なのかと問いかけられたら、昨日までの僕であれば相手を大切にするという気持ちさえあればテクニックは必要ではないと答えたかもしれませんが、今日の施術でその考えはなくなりました。

彼女が音楽に例えて、いくら伝えたい思いがあったとしても、それを伝えるための知識やテクニックがなければ伝えることができないと話してくれたのです。

逆にテクニックがいくらあっても、気持ちがなければ相手に伝わるものではないと思います。

心技体という言葉をあらためて、実感した一日となりました。

先日の記事で、幸せになるために必要な条件のひとつとして孤独に耐える強い心が必要だということを本から引用させていただきました。

僕は人と接することは嫌いではないですが、ひとりの時間を最優先にしたいと思うほうで、ひとりの時に孤独を感じることはあまりありません。

それはたぶんある程度スケジュールが埋まっているという現実があるからだと思います。

もし人と会う予定がまったくなかったり、ブログを書いても反応がなかったとしたら、孤独感で気が狂いそうになるかも知れません。

うさぎは孤独死するという定説のようなものがありますが、調べてみるとうさぎはとても縄張り意識が強く、他のうさぎを寄せ付けない性格のようです。

うさぎ年だからいうのではないですが、もしかすると僕もすごく縄張り意識が強いのかも知れません。

孤独を感じるのは家庭環境や学校での経験などから形成されてきたと思われがちですが、教えてもらった記事によると、孤独は遺伝によるものだということが判りました。

遺伝学の専門誌に掲載された研究発表には、太古の昔に狩猟などによって生活していると食料を自分以外のものと分かち合うことを避け、家族や友人たちと離れて孤独に耐えながら生き延びてきたからだという説明がありました。

縄張り意識が強いというのも、そういったことの裏返しなのかも知れません。

最近観た、キャスト・アウェイという映画で主人公が事故によって、無人島で生活するのですが、唯一の友達が顔を描いたバレーボールで、島を脱出しようと試みたときに途中でそのバレーボールと離れ離れになってしまうシーンがあります。

最愛の人との別れのように主人公は悲しむのですが、人間は対象が人でなくても、常に心の支えが必要だと感じました。

ひとりでいる時の孤独よりも、ふたりでいる時の孤独のほうが辛いといいますが、目の前にいる人が支えになってくれないせいなのでしょう。

バレーボールのように黙っているだけでも支えになるのに……。

人間関係は難しいですね。

旅館を紹介する番組がありました。

紹介されている旅館は、お二人様限定旅館で、1日10組しか受け付けていないそうです。

立地は特に恵まれておらず、心を打つような景観が回りにあるわけではないのですが、ほどよい間隔で設置された二人用の椅子にすわり、窓越しにみる景色をゆっくりと眺めるのが、この旅館の魅力のひとつになっています。

旅館にはテレビや時計がありません。

時間を忘れ、二人の時間を大切にして欲しいという女将のアイデアです。

宿泊客にインタビューをしていたのですが、その男性の言葉がとても印象的でした。

「時計がないことで、時間を感じられる」

僕たちの日常では、時間だけに限らず、様々なものを計ろうとします。

多い少ない、長い短い、重い軽い、……

人間には本来全てを感じる能力が身についているはずなのですが、計測する機械になどによって自分で感じるということを忘れてしまっているような気がします。

忘れるだけならいいですが、それらに振り回されながら生きているのかも知れません。

時間を感じる=生きていることを実感する

ふとそんな気がしました。

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