サロゲートパートナー

夫婦問題や性についての悩みをサロゲートパートナー(代理恋人)が解決いたします。

2016年02月

昨日紹介した本の第1章「ベストカップルは、何故別れるのか?」にコヒーレンスという言葉が紹介されています。

コヒーレンスとは光の波が持つ性質のひとつで、干渉のしやすさを表しています。波の大きさや幅によって、波の強さが増したり打ち消しあったりすることを干渉といいます。

すごく乱暴な説明をすると波長が合うのをコヒーレント、合わないのをインコヒーレントといいます。

人間関係で波長が合う合わないというのがありますが、波長が合うのはコヒーレントな関係だと本の中で説明していて、ベストカップルがそうなります。

しかしこれがぴったりと一致しているときはいいのですが、何かの拍子で波長がずれてしまうと、まったく合うことがなくなってしまい、一生ずれたままとなります。

最初からそれほど合ってなければ、タイミングがずれたところで、合う瞬間が訪れる可能性がありますが、そうでなければ修復はかなり困難だといえるでしょう。

信頼していたパートナーの浮気や風俗通いなども、波のタイミングがずれてしまう代表なのかも知れません。

浮気が理由で施術を希望されるかたは、そのタイミングを戻そうと努力しているような気がします。

共同生活を送るためには、互いの波長が合うことも重要ですが、自分が理想とする夫婦像と波長とは別のものだと割り切ることも必要だと思います。

浮気などは自分の知らなかったパートナーの側面を見せられるという現実と遭遇します。

浮気に限らず、何らかの事情で夫婦の関係が破綻状態になっているのであれば、それは現実だと受け止めて、その現実に即した過ごし方をするほうが楽ではないでしょうか。

自分の描く夫婦像や家族像ではなかったとしても、楽しく生きることは出来るはずです。

割れたコップを修復するために費やす時間と新しいコップを探す時間のどちらが楽しいのかは明白です。

新しいコップを探すというのは、離婚をすることのように聞こえますが、新しい夫婦の形を模索することも含まれます。

共同生活を送っている限りは、必ず互いの波が影響しあうのですから、打ち消し合うよりも増幅し合える関係が見つかる可能性があります。

離婚した僕が言うのはおこがましいと思いますが、1はどこまでいっても1ですが、1+1は2ではなく、無限の可能性があると思います。

波長がぴったり合う光はコヒーレント光というのですが、代表的なものにレーザー光線があります。

どこまでもまっすぐに伸びる光を観ていて、一生を添い遂げるカップルの姿と重ねてしまう僕は少し現実離れしているのかも知れないですけれど。

三枝さんは、三つ前の記事で紹介した野口さんの弟子のような人なのですが、野口さんの提唱する体癖を基本に独自の考えをお持ちです。

この本の約7割ぐらいは、男女の関係、とくに性についてを整体師としての立場からユニークに説明されており、とても気づかされることが多かったです。

最近、体についての本をよく読んでいますが、読めば読むほど体のことをもっとよく知りたいと思うようになりました。

体はとても正直で、その反応を知ることによって今の自分やこれからの自分のやるべきことなどが理解できるようになります。

また教育においても体罰の効果を納得できる形で説明されています。

体が発する声を聞き分けることが出来るようになれば、さまざまな問題が解決されるようになるだろうと予感させる本です。

子育てに悩むかたと話す機会がありました。

どんな親でも自分の描く子供像というのがあると思います。

スポーツで大成して欲しいとか、いい学校に入って安定した生活を送ってほしいとかなどの極端なものでなくても、世間の常識から逸脱しないで欲しいだとか、友達らと元気に遊んで欲しいなどの普通の子供ならこうあるべきだろうといったものもあることでしょう。

そういった思いから外れていると、ついつい注意をしてしまいます。

そうすることが親としての責任だと自信を持って注意をしているのなら、その家庭の教育方針なので僕がとやかくいう必要はありません。

しかし、注意をした後で、もっと違う接し方の方が結果的に自分の思いが伝わったのではないかと悩んだりすることがあり、自分を責めたりする人もいます。

子供を変えようとしないで自分を変えなければ。

そんな風に思う人も多いのではないでしょうか。

僕はそんな話を聞いたときに変えようと思わず、本来の自分を受け入れて、それを相手に理解してもらうことが大切ではないかと思います。

人を変えるよりも自分を変えることの方が簡単ですが、そのままの自分を受け入れる方がもっと簡単です。

カウンセリングの講習会などに行って、子供との接し方などを学んだとしても、その内容が自分に合ってなければ、一生懸命にやればやるほど苦しくなってきます。

子供は馬鹿ではないので、自分はこういった人間だということをちゃんと向き合って話せば理解できると思います。

その上でこうなって欲しいという希望も言えばいいのではないでしょうか。

僕の場合は、物理的(離婚して別居状態)に子供に対して注意をすることが出来ませんので、たまに会ったときに現況報告を聞くしかありません。

現況報告にしてもこちらから無理やり聞くということもなく、元気に会いに来てくれているだけで満足しています。

子育てに限らず、全ての人間関係の基本は、自分を受け入れることから始まり、自信を持って相手に接することだと思います。

自分を尊重することが出来る人なら相手のことも尊重することが出来るはずです。

もちろん全ての人を好きになることなど出来ませんから、無理やり相手に合わそうとするのではなく、嫌われたとしても自分が快適だという環境を優先するべきです。

いろいろ悩みながら言動を変えていこうとするよりも、自分を肯定し、互いに過度な干渉をしなければ、結果的に相手からすると変わったと思われるはずです。

植物は十分な土壌と栄養を与えれば育ちます。

どんな形に育ってもその形を楽しみ、成長することを褒めてあげれば、どんどん元気に育っていくはずです。

そんな成長を見守っていれば、自分も元気になると思います。

挿入が全てではない、挿入無しでも十分に満足できると普段から言っていますが、男女がひとつになるという行為は、何ものにも変えがたいものであることは否定しません。

そういったことで、どうせ挿入するのであれば間違ったやり方ではなく、より愛を感じられ、互いに癒される方法について記事にしようと思います。

まず多くの男性が、思い込んでいるのが、深く奥をつけば刺激が強くて女性が感じるということです。

たしかに子宮の入口を強く刺激すればある種の感覚を得ることが出来るでしょうけれど、その刺激によって快感を得るというよりも、奥を突かれているという行為に興奮しているような気がします。

施術をして確信したのは、指でもペニスでもそうですが、入れるよりも出すときの方が気持ちがいいということです。

排便時にもある種の快感が伴うことがあると思いますが、腸でも膣でも膨張するときよりも収縮するときの方が快感を得やすいです。

数年前に五木寛之さんが紹介したポリネシアンセックスなどは、挿入してから三十分以上はまったく動かさないそうです。

人間の体に限らずこの世の中に存在する全ては、エネルギーの塊であると言われていて、見た目には動きがなくても、そのエネルギーは常にすごい勢いで動いています。

性的な興奮を高めるのに必要なことは、そのエネルギーを互いに高めていくことに尽きます。

三深六浅というのは、三回奥までついて六回浅い場所に戻すということではなく、奥に入れたときに三回腹式呼吸をして、浅い場所で六回腹式呼吸をすることだそうです。

ここで紹介したのは、そのやり方をマスターして欲しいのではなく強い刺激を女性に与えれば気持ちよくなれるという意識を捨てて欲しいと思ったからです。

アダルトビデオの観すぎで、犬のように腰を動かすのはそろそろ止めにしませんか。

以前、「体癖」という同じ著者の本を紹介したのですが、今回はその体癖がもたらす影響や、予防のための考え方などを細かく書かれた本です。

少し前に紹介した操体法もそうですが、体の調子が悪くなる原因のひとつに歪みがあるというのは共通しています。

本の中で特に印象に残ったのは、風邪と悪阻(つわり)について。

風邪をひく直前になると体のバランスがあきらかに悪くなり、風邪をひくことによってもとの均等なバランスに戻るから、野口さんの周りでは逆に喜ばしいものとして捉えられているそうです。

風邪をひいとときの治療法として、「あし湯」を紹介しているのですが、足首まで浸ける足湯とひざ下までつける脚湯の二つを紹介しています。

それを施して、一晩寝るとすっかり治るそうなので、今度風邪をひいたときには是非試してみたいと思います。

次に悪阻について。

妊娠したら悪阻になるのは当たり前だと思っていたのですが、悪阻になる原因は腸骨のつまりが原因だそうで、受胎するとだんだんと腸骨が開いていくそうなのですが、自然に広がっていけば悪阻はおきないそうです。

広がりがつかえている場合には、縮んでいるほうの腰椎五番を押さえればキチンとなって悪阻はなくなるそうです。

どの場所をどのように押さえるかまでは書かれていませんでしたが、確かに悪阻の軽い重いがあるのであれば、単に新陳代謝の異常からくる自然現象として扱うのは無理があります。

最近はこの仕事を始めた頃のように体そのものについて興味が湧くようになってきています。

これを機に、あらたな性感マッサージが出来るといいんですけど。

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