心が折れるという言葉を聞くことがあります。
ぴんと伸びた1本の棒のようなものをイメージしているのかも知れません。
緊張の糸が切れるなどという言葉からも、精神的なことに関して糸や棒に例えることはそれほどおかしくないことなのでしょう。
男女の関係を考えてみると、女性のほうが我慢強いような気がします。
耐えて、頑張って、努力しながら、なんとか関係を維持しようと必死になっている状況を依頼者の話の中で何度も聴いてきました。
しかし、その努力が報われない、あるいは相手に努力する価値がないと判断すると完全に心が離れてしまいます。
男性のほうは、簡単に修復できる気でいるのかも知れませんが、折れた骨が一瞬で治らないように、完全に固定して時間をかけるしかないと思います。
男女の関係で固定するというのはどういうことかというと、男性側からアプローチなどせず、つながりだけはかろうじて保つ状態のことです。
そうすれば必ず関係を修復できます。
などとは言えません。
修復できる可能性は、かなり低いはずですが、変に必死になってあ~だこ~だと言ってみても、女性側からすると何を今更! と逆に関係を悪化させることになります。
あきらかに相手の心が離れたなと感じたときには、骨折を思い出してじっとしていることが一番の方策です。
果報は寝て待て
そんな格言を最後に思い出しました。
★今年の出張に名古屋も加えました。