妻が夫、あるいは夫が妻をセックスに誘ったときに拒否する理由のひとつとして、疲れているからというのがあります。
疲れているんだったらしょうがないかと引き下がるわけですが、ここで大きな間違いがあります。
いや間違いというよりも知られていないというほうがいいかも知れません。
それはセックスは疲れるものではなく、逆に疲れを取るものだということです。
疲れをとると同時にエネルギーも蓄えられるのです。
朝起きて思い体を引きずるように仕事に行くのと、エネルギーに満ち溢れた軽い体で仕事に行くのとどちらがいいのかと質問をするまでも無いことです。
施術を利用された方の感想には、体が軽くなったとか、エネルギーが蓄えられたとか、心が膨らんだといったものがあります。
心地よい疲れはあっても、拒否する人たちの言い訳のような疲れは皆無だと思います。
同じようなことをしているのに、どうして結果が180度変わるのでしょう。
その一番の理由は、優先順位だと思います。
施術を受けに来られる方は、当然それを第一の目的として来られるのですから、言葉が適切ではないですが、それを味わいつくす、堪能しようとされます。
その一時の時間を大切にされるのです。
離婚して初めて判ったのですが、家族にとって一番大切にしなければいけないことは、夫婦の愛と信頼関係だと思います。
家庭生活を維持するために仕事を優先しなければいけないという気持ちは判りますが、それが優先順位の1位になってはいけないのです。
結婚生活を車に例えると夫婦の関係はエンジンです。セックスはオイルのようなものかも知れません。
定期的にエンジンオイルを補充しなければ、そのうち動かなくなり、車として機能しなくなります。
疲れるセックスというのは、エンジンを良好な状態に保つという意識でのセックスではなく、その時だけアクセルを全開に踏み込んで、目いっぱいエンジンを稼動させるということを目的にしたようなものです。
中にはアイドリングもせずに、いきなり全力を出してエンジンを傷つけたりします。
疲れたらマッサージに行くことはしても、夫婦のセックスはしないというのは、僕から見ると本当に不思議に感じます。
施術後によく疲れたでしょうと言われるのですが、こちらが相手に対して一方的に奉仕しているようであっても、施術される側と同じぐらいに癒されているために、全然疲れていませんよと返答します。
疲れるようなセックスは、セックスではありません。付き合っていた頃だったらいくら忙しくてもセックスが出来ていたはずです。
是非その頃のことを思い出していただきたいと思います。
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