性欲がまったく湧かなくなってしまったという話をたまにお聞きします。
付き合っている彼から誘われても、まったくその気になれなくて、何度か断ってしまい、彼の気持ちに応えることが出来ないことを申し訳なく思っていたという話もありました。
そんな期間が続いていたのが、急にまた性欲が蘇り、普通に付き合うことができるようになったということですから、彼に飽きたからという訳ではないみたいです。
彼女は更年期の影響で体調が安定しないためにホルモン療法などをしているそうですが、それが原因でも無さそうでした。
以前、ピルを服用しだしたために性欲が無くなったという女性がいたのですが、逆に性欲が強くなってきたという話を別の女性から聞くこともあり、薬の影響はあるのかも知れませんが、一定の結果にはならないようです。
更年期に入ると性欲が強くなる人もいれば、無くなる人もいますし、女性の性欲はとても不思議です。
また一言で性欲といっても、男性の性欲とは質も違うような気がします。
男性のように射精すれば納まるといったものではなく、女性が抱く性欲は、心のある箇所が欠けていて、それを補おうとする気持ちだと思います。
私生活が充実していると性欲は湧かないかも知れません。
もし現在性欲が旺盛だというのであれば、何らかの不満を抱えていて、それを補うためセックスを求めているのではないでしょうか。
不満を補うためのセックスなのに、そのセックスに不満を感じることになってしまうとさらに不満が増大してしまいます。
女性から求められたときは、満足してもらうことに徹することが、必要だと思います。
常にそうであるのが、理想ですけどね。