何故「2」なのかというと、以前も同じテーマで書いたような気がするからです。
でも自分でも忘れているくらいなので、初めて訪問される方もいらっしゃるし、書いた当時とはまた考え方も少し変化しているはずだからということで、新たにまた記事にしようと思います。
ビックリハウスとは、昔の遊園地に存在していたアトラクションです。
小さな家に入ると向かい合わせで長いすが設置されていて、客はそこに座ります。20人も入れるかどうかの広さです。
体を固定するバーもなければシートベルトのようなものもありません。
なにがおきるのだろうと期待して待っていると、合図とともに周りの壁や天井がいきなり縦に回りだすのです。
自分はまったく動いていないのに、家の中を360度回っているように感じます。
ブランコを続けて何周もするようなものです。
僕の隣に座っていた3・4歳ぐらいの女の子は、部屋が回りだしたときに椅子から転げ落ちていました。
ビックリハウスのことを思い出した理由は、知人が借金のせいで住むところが無くなってしまうかも知れないということで、毎日とても苦しい生活を送っているという話を聞いたからです。
それもお酒を飲みながら。
自分の目の前に起きることや、未来や過去を想像するというのは、ビックリハウスで動いている景色を観ていることと同じだと思うのです。
自分は常に太陽のように動いていないと知ることが出来れば、周りの景色を自分自身で選択することが可能です。
知人とのお酒の席で、楽しい話をすればその数時間は楽しい時間になり、苦しいことを考えることが出来ないのです。
悩み、考えることで物事が解決するのであればそうすればいいでしょうけれど、負のエネルギーを使うと余計にその問題が長引くような気がします。
限られた時間をどういう配分で使うのか。
今、何かの悩みを抱えている人は、周りの景色をもう一度見直してみてください。
世界はあなたのために回っているということが理解できるはずですから。