少し前にニュースで卒業してから起業家になるという人が減ったということを知りました。
それについてもっと若者は冒険をするべきだなどとは思っていませんが、よりリスクの少ない道を選択する人が増える時代なんだなと認識しました。
ご存知の方も多いと思いますが、僕は今競馬ブログを立ち上げています。
テレビでよく観るGⅠレースなどがあるJRA(中央競馬)ではなく、1等賞金10万円というレースがほとんどの馬主さんも大変だなっていつも思う地方競馬というものについてのブログです。
本気でやってます。
あ~楽しかった~~
で、終わるのではなく本気で収入源のひとつとして確立させようと思っています。
それについてはブログを見ていただければいいと思うのですが、今回の記事で僕が言いたいのは、競馬も人生もよく似ているということです。
地方競馬の場合は、能力差のある馬が同じレースで走ることがあるので、断トツの1番人気の馬が1着になることはよくあります。
たぶん4割から6割ぐらいは1番人気の馬が2着以内に入っていると思うので、大きな損失をしないでおこうと思えば毎回1番人気の馬を絡めた馬券を買えばいいのです。
人気があるということは、それだけ配当(的中したときに払い戻されるお金)が低いのですが、安定していることは間違いありません。
大きな失敗をすることもなければ大きな成功もありません。
結婚をするときに相手を選ぶ条件として、大抵の人は1番人気を選ぶことでしょう。それが当たり前のことだと思います。
わざわざ苦労して万馬券を狙う人はよほど献身的な性格の持ち主か、変態ではないでしょうか。
人生とギャンブルとを一緒にすること自体間違っていると思う人もいるかも知れませんが、そういう人は一度競馬をやってみるといいです。
自分の性格やこれまでの生き様のようなものがまざまざと結果に反映されます。
暗い話をしようと思っているわけではないということを前提としてここから読んでいただきたいのですが、僕は母子家庭で育てられてきて、これまで何人もこの人がこれから父親だと母親から紹介されてきた過去があります。
それについてはそういうものなんだと思っていて、なんとも思っていないのですが、最後に父親のような存在だった人は大晦日に公園で首吊り自殺をしました。
年末にあった競艇で最後の賭けにでて、外したようです。
彼の生き方について僕がどうこういうつもりはまったくなく、今にして思うと自分で全て選択してきたんだなと感じています。
一度きりの人生なんだからもっと破天荒に生きるほうが楽しいよって言いたい訳でもありません。
価値観はいろいろだということを知ることと、自分が選んだ道について後悔することなく自信を持って毎日をすごして欲しい。
と、いうようなことを自分に言い聞かせながら明日も競馬予想に励もうと思います。
300字小説 第207回
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『常識とルール』
「いきなりドキッとしたかも知れんけど、そのドキッとすること自体が、おかしいと思うねん。
チワワはみんな同じ顔やなとか、キリンはみんな同じ顔やなとか言っても、誰もドキッとせんやろ。それが当たり前やと誰もが認めているからやねん。
人権尊重なんていうけど、そういうことを訴えているもんに限って、気づかんうちに差別しているのかも知れん。そう思わんか」
僕は、零次さんが何を言っているのか、よくわからなかった。
「常識やルールなんてなんの意味もない。常識やルールというものは多数の人間に都合のいいように作られただけで、そこに属さない人にとっては、邪魔にしかならんということ。それを知ってるほうが、何かにつけて楽になる」
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