サロゲートパートナー

夫婦問題や性についての悩みをサロゲートパートナー(代理恋人)が解決いたします。

2014年03月

いつからかは忘れましたが、現在髪の毛を伸ばしています。

プロフィール画像も桜がチラホラ咲いているこの季節に似つかわしくない厚着をしていたので、春の装いにさせていただきました。花束はとくに意味はありませんが、バランスをとるにはちょうどいいということで携えています。

髪型は、これまでとはまったく違った様相で、これからもまだまだ伸ばしていくつもりです。

とりあえず、本日現在の報告をしてみようかなと思い立ったので、記事にしました。

現在の画像はこれなのですが、その前はそのひとつ下になります。

イメージ 1

その前の画像

イメージ 2

で、リアルに今の髪型を表現するとこんな感じです!

イメージ 3

サラリーマンのカガミのような風貌となっております。

今、性感マッサージの予約をされると普通の会社員が登場すると思います!

僕の中ではプロフィールにあるような髪型もいい感じですが、もっと伸ばしたいという欲求があるので、最終的にはこんな感じになるのかも知れません。

イメージ 4

すごく微妙・・・って感じのヘアスタイルですね。

面識のある人全員からブーイングが起きそうですが、とりあえず面白いのでここらへんを目指すことにしたいと思います。

到達するのは一年後かな……。

300字小説 第166
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『風俗ビル』

女はやたらと博史の若さを褒め称え、体を摺り寄せてきた。他人に下半身を触られたことのない博史はあっけなく頂点に達した。恥ずかしさのあまりに謝罪を繰り返して終わった。

国道沿いのコインパーキングに駐車し、初めて体験した風俗店が入っていたビルを目指した。どこからともなく肉の焼ける匂いが漂い、立ち飲み屋には会社帰りのサラリーマンがその日の疲れを一杯の酒で流している。

ホテルが密集している場所の入り口には五十歳前後の女が声をかける相手を物色していた。売春婦なのか客引きなのかはわからない。

目的のビルは初めて来たときのまま存在していた。一階のパチンコ屋を除いて地下から最上階の七階まで風俗店で埋め尽くされている。
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ヤフーのトップニュースで袴田さんという人が東京拘置所から釈放されたということを知りました。

事件は1966年、ほぼ50年前のことなのですが、一審で死刑判決を言い渡した裁判官の話が載っていて、その裁判官は無実だと感じながら死刑判決を宣告したことを悔やんでいるという内容が印象的で、彼のブログを拝見しました。


彼(熊本さん)は、そのことが原因で裁判官を辞めて現在は弁護士をされているようです。

無罪だと思いながら有罪と言い渡したのは、先輩からの圧力が原因だと書かれていましたが、その当時の熊本さんの心境を説明できるのは本人であっても難しいのかも知れません。

ただ、その後の熊本さんの行動は、とにかく死刑判決を言い渡した袴田さんが一日でも早く自由になってもらう為のものであったようです。

その記録は萩原聖人主演の映画にもなっています。

話は変わりますが、昨日姜尚中さんの講演を聞いてきました。

姜さんは、今年の4月からキリスト系の大学の学長を勤められる在日韓国人二世で、テレビなどにはよく露出している人ですが、息子の自殺を機会に「心」という小説を書かれていて、それに関連することとして息子の生前の言葉を紹介してくれました。

それは「ありのままに生きたい」ということでした。

この記事の前の記事が「ありのままの自分」というタイトルだったので、僕の心に妙に響いてきたのです。

講演が終わった後に二十分程、会場からの質問を受けるコーナーを設けられていて、その中である女性が姜さんに対してありのままに生きるために具体的にどうしているかという質問をされていました。

彼の答えは、社会学者としてという前提で「虚構を作るしかない」ということでした。

現代社会では確立されたシステムの中でしか人は生きられないのであるから、ありのままに生きたいと欲する自分を納得させるためには、虚構をさも現実のように捉えて生きることが必要だと言っているのだと僕は解釈しました。

僕は彼の考え方も生き方も否定するつもりはありませんし、世間一般からすると彼は成功者で僕はアンダーグラウンドの中での生活者だと思います。

ただ、その答えを聞いたときに単純にかわいそうだなと感じてしまいました。

袴田さん事件の熊本裁判官もそうですが、もしありのままの自分ということを大切に出来るのであれば、社会や上司や先輩の意見を違った側面から捉えられたはずだと思います。

ここまで書いてきて、結局何が言いたいのか自分でもよくわからなくなってきたので今日はこの辺で!

ワインの飲みすぎかもしれません……。

300字小説 第165
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『ピンサロ』

梅田のネオンもいつもと違う輝きをみせている。博史は梅田や難波などの洗練された街より、京橋や鶴橋のように泥臭い空気を漂わせている街が好きだった。泥臭いと感じさせることのひとつに昼間から繁盛している立ち飲み屋がある。

平日の昼間から酒を飲んでいる人間をみているといつも何かに捉われている自分がつまらないもののように思えた。

街の雰囲気が好きなこともそうだが、博史にとって京橋はそれ以上に特別な思い入れがあった。初めて風俗店を利用したのが京橋だったのだ。

大学受験に失敗した浪人生のときで、真っ暗な店内を案内され母親ぐらいの女が隣に座った。酒臭い息と目が痛くなるような香水の匂いを漂わせた肉の塊のような女だった。
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昨日の記事にたいしてメールをいただきました。

『私の夢は、ありのままの自分が出せる人と一緒に過したい』という内容でした。

彼女はご主人とお子さんと三人で暮らしていらっしゃいますが、子供が独り立ちをして夫婦二人で暮らすことになることに不安を抱えていらっしゃるようです。

少し前に定年退職後の離婚が社会問題としてとりあげられましたが、今も子供が独り立ちしたらパートナーと別れて自分のために時間を使いたいと思う人は多いのかも知れません。

夫婦生活に限らず、ありのままの自分を出せなくなったのはいつからなんでしょう。

たぶん生きていくためには多少の我慢や意志を曲げることも必要だということを体に植えつけられたときからのように思います。

僕はほとんどありのままの自分でいると思っています。

他人からみると不自由な暮らしをしていると写るのかも知れませんが、自分の言動に対して自分自身が納得していればそれでいいのだと考えています。

多少の我慢や意志を曲げたとしてもそれによって納得が出来れば結果的にはありのままの自分として生きることになっているような気がします。

すべてを自分が創造しているという視点でみると自分の意志というものに対してそれほど執着する必要もないし、周りの反応を気にする必要もありません。

仮に会話も出来なくなっているようなパートナーと二人きりでずっと生活を送るということになったとしても、その生活に自分が納得すれば日々の満足度が変わるはずです。

満足することが出来ればパートナーに対する感謝の気持ちが湧きあがるのではないでしょうか。

街を歩いていて年配のご夫婦が手をつないで歩いている光景をみるとうらやましさと共に尊敬の念をいだきます。

その笑顔からは二人だけしか知らない歴史を感じるからかも知れません。


300字小説 第164
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『解放感』

博史の家は鶴見区にある。大阪市内の一番東端で、隣の東大阪市まで歩いていける場所だ。尼崎の佐藤の家からは国道二号線を東に進むとほぼ一直線で帰ることができる。

普段なら正美に心配をかけないよう帰宅を知らせるメールをすると、まっすぐに帰るようにしていた。コンビニに立ち寄る時間も気にしていた。

思えば結婚してからプライベートな時間を持つということがほとんどなかった。車を運転しているときだけが博史が唯一くつろげる時間だったのかも知れない。

梅田ではタクシーがいつものように溢れるほど道路を占領していた。夜の十時だというのにオフィスビルの窓からは煌々と明かりが漏れていた。

ありきたりの風景が博史の心を躍らせていた。
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勘違いしないで読んでいただきたいのですが、一般的に男は夢を追いかけて、女は現実を見ているような気がします。

僕の離婚の原因のひとつがそれで、そのギャップが夫婦間の溝を作っていました。

いつまでも夢のようなことばかり言いながら、うだつが上がらない男なんてたぶん山ほどいると思います。

僕も元奥さんにそう見られていたはずです。

離婚した今もうだつが上がらないといえばそうかも知れません。

まあ僕のことは置いといて、今回は女性にも夢を抱いて欲しいということで記事にしました。

言われなくても私は夢を抱いているわよ!っていう人はこの後を読む必要がないのですが、ほとんどの女性は日々の生活を過すことで精一杯のはずです。

その生活に充実感を持って過しているのであればそれで十分だと思うのですが、不満を抱えているのなら環境を変えるために行動を起こすことをお勧めします。

人類が石や木で狩猟をしながら生活を送ってきた時代から現代までの文明の進化を見てください。

なにかの発見や科学の進歩に関わってきたのはほとんど男性です。

これまでは男性中心の社会だから必然的にそうなっているとも言えますが、これからは女性がどんどん夢を描いてそれを実現していって欲しいと思います。

今、話題になっているSTAP細胞の小保方さんみたいな人がどんどん出てきて欲しいのです。

捏造とか不正とかいろいろ言われています。

事実はわかりませんが、彼女の夢を現実にしたいという思いが先走りすぎたのかも知れません。

マスコミから叩かれて、すごく辛い日々を過されていると思いますが、今回の経験を糧にしてこれからも研究を続けていって欲しいと思います。

話が横にそれてしまいましたが、主婦として生活を送るのも、研究者として実験を繰り返すのも個人がどのように過すのかという視点で考えてみるとそれほどの違いはないと思います。

自分のやっていることに自信を持って、充実した毎日を過す点では同じではないでしょうか。

もしそこに不満があれば環境を変えるために行動を起こすべきで、周りのせいにしながら愚痴を言う毎日を過すべきではありません。

明日死ぬかも知れない。

そう思えるのなら年齢など関係ありません。

60であっても70であっても10代であっても夢を抱いてそれを現実にしようと行動することに違いはありません。

是非、あなたも試して下さい。

夢を本気で抱くだけでもエネルギーが湧いてきますから。

300字小説 第163
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『裏切り』

佐藤との話し合いは博史が想像していたよりも簡単に終わった。担当が変わったことと家の引渡し日までのスケジュールと費用の詳細を書面にしたものを丁寧に説明するとそれまで重かった空気がしだいに変わるのを感じた。

佐藤夫婦からはときおり笑顔も見られるようになり、新居での生活をイメージする発言が多くなっていた。

最後は引き渡してからの付き合いのほうが長くなるということを伝えて佐藤家を出た。

来るときに抱えていた重圧が嘘のようになくなった。

正美に帰ることを知らせるメールをするために画面を開けたが、少し考えて車を出すことにした。まっすぐ帰る気が起こらなかった。

博史は、この日から正美に言えない時間を持つようになった。
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いろんな女性と対面することですごく勉強になっているのですが、僕がもし生まれ変わって主婦となったときにはこんな風になりたいなと思う女性を紹介したいと思います。

彼女(たち)は、バツ1で現在は新しい夫と暮らしています。

(たち)と言ったのは、僕の知っている人は一人だけで話の中に登場する友人も含めているからです。

よく三人で女子会を開くそうですが、ある一人が夫の携帯を見たという話をしたときに他の二人からは非難の嵐に合うそうです。

男からすると携帯を見てもなにも得することがないばかりか、嫌な気持ちになるだけだと感じてしまうのですが、この二人も同じ感覚の持ち主なのです。

またこの二人のうち一人の夫が浮気をしているらしいのですが、夫は浮気をしていることがばれていないと思っていて、三人の中ではその浮気相手の名前まで話題に出るそうです。

例えばその名前をアケミとしたら、三人でその浮気夫の話が出たときにアケミに報告しないといけないな~って感じで笑い話のネタにしていると聞きました。

偏った倫理観や固定観念が原因で健康を害するぐらいに悩みよりもこんな風に割り切って人生を楽しむほうを選択したいなってつくづく感じました。

浮気を悩むというのは、結局主導権を夫に握られているからそうなるわけで、自分が主導権を握っていれば自分の責任でもないことにいちいち悩む必要は無いはずです。

これは夫婦関係に限らず、仕事でも親子間でも何にでも当てはめることが出来ます。

とにかく人生を楽しみたいと思うのであれば主導権を握ることです。

自分が懐中電灯を握っていなければ自分が見たいものを何も発見することが出来ませんからね。

浮気ぐらいで悩むよりも笑い飛ばせる人生の方が楽しいとは思いませんか。

そんな風に少しでも感じるのであれば、次は主導権を握る方法を考えてくださいね。

300字小説 第162
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『因果関係』

最初は正美の気持ちに応えようと要求に応じていたのだが、正美の下腹部に愛撫をするとどうしても出産のときの映像が浮かんできてしまい、ただ事務的に奉仕するというセックスを繰り返していた。

優の授乳のために正美がセックスを求めてくるのが深夜になることもあった。

そのうち翌日の仕事を言い訳に断ることが多くなり、しなくなって二ヶ月になる。

正美からの電話が多くなってきたのもこの二ヶ月のことだ。

博史はセックスレスと正美からの執拗な電話に因果関係があるとは思っていなかった。異常なリダイヤルと疑惑にみちた質問でますますセックスに対する気持ちが失せ、クレーム客の家に行くときと同じぐらい帰宅するときに気が重くなっていた。
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