サロゲートパートナー

夫婦問題や性についての悩みをサロゲートパートナー(代理恋人)が解決いたします。

2013年12月

あと30分で新しい年になります。

1年の計は元旦にあり。

といいますが、僕の去年の元旦はとにかくお金を使わないで置こうということで、ずっと家に閉じこもっていたような記憶があります。

そのおかげかどうかわかりませんが、結構使ったにもかかわらず借金が全てなくなりました。

来年は性感マッサージという仕事をもっと上からの視点で捉えて考え、行動していければと思っています。

今年一年、皆様には本当にお世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いします。

良いお年をお迎えください。

タクティリスト
前田貴久

300字小説 第135
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『宮田』

朝、会社に行くと課長の太田と営業の宮田が難しそうな顔で向き合っていた。

宮田は40過ぎの独身で、不動産経験は長いがフルコミッションで転々と会社を渡り歩いている。今の会社に勤めだして半年だ。もともと博史の会社は一年前まで仲介専門の会社に販売を委託しており、営業社員を雇用していなかった。

しかし会社の成長と共に販売戸数が大きくなってきたため自社で営業まですることにしたようだ。太田はもともと何でもする雑用係のようなポジションでいたのだが、そういった経緯から管理役として課長の肩書きがついた。

博史の姿を見ると太田は宮田と応接室に入っていった。

博史はいつも通り雑巾を濡らし机やコピー機、書棚などを拭きはじめた。
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方程式を考えようとすればするほどいろんな要素が思い浮かんだり、アドバイスをいただいたりしてどんどん式が難しくなってきます。

前回までの要素にプラスしようと思うものをご紹介します。

親の教育
家庭環境
友人
兄弟
男性ホルモン
女性ホルモン
発育度
時代

など。

そして前回までの要素

外的要因
接触
男性のスキル
自慰行為
回数
愛情

出会いの確率
好奇心
行動力
隙(受け入れ)

ちょっと考えただけでもたくさんの要素が思い浮かびます。

これらを組み合わせるとそれらしい式が出来るのですが、ではそれを意識して行動すれば気持ちがいいと思う体になるのかというとどうも疑問に感じるのです。

ビールがおいしいと感じるためには、難しいことを抜きにしておいしいと思う体験が必要です。

喉が渇いている
汗を大量にかいた
ビールに合う料理がある
一緒にいて楽しい人がいる
くつろげる環境にある
おいしそうに飲んでいる人をみる

などの条件が整ったところで実際に飲んでみるとおいしく感じる確率があがります。

喉が渇いていないとビールがおいしく感じないのと同様に性欲が高まっていないと気持ちがいいとは思わないでしょう。

不足しているところを満たされることによって快楽が生まれます。

まずは性欲を高めることから始めるべきなのかも知れませんね。

300字小説 第134
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『至福の時間』

沐浴は、洗面化粧台で行う。適温のお湯をはり、ゆっくりと背中から入れる。お腹には寒くならないようにガーゼがかぶされていてそこにお湯をかけながらベビーソープをつけた別のガーゼで額から洗っていく。

少し前まで水の中にいたことが嘘のように目に水が入ると顔をゆがめて抵抗する。

顎の下から首のあたりを優しくなぞっている時が一番気持ちがいいようで、満足そうな顔をしている。

優は覚えていないだろうが、体のどこかにきっと刻み込まれているだろう。

そんなことを想像しながら手際よく作業を進め、居間で肌着とおむつを広げて待機している正美に声をかける。

風邪をひかないようにバスタオルにくるみながら正美に届けるまでが博史の役目だ。
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前回の記事を書き終わって、やり残した感が出てきましたのでもう少し続けようと思います。

まず簡単なおさらいから。

方程式の要素として以下のものをあげました。


思考・・・想像力といってもいいと思いますが、自分でどんどんエッチなことを膨らます能力=B(Brain)

外的要因・・・巷に溢れるエッチな情報のこと=I(Information)

接触・・・男性との性行為=T(Touch)

男性のスキル・・・女性に対する扱い方全般=S(Skill)

自慰行為・・・自ら性感度をあげる行為=M(Masturbation)

回数・・・自慰や男性との性交渉などの経験回数=n(number of times)

愛情・・・相手に対する気持ち=L(Love)

最後に好奇心や行動力、いいパートナーと出会う確率などが大切だと締めくくったわけですが、やはりそれを式の中の要素として加えないと意味がないと思うわけです。

いいパートナーに出会うのは運に左右されることが多いかも知れませんが、出会いを意識して行動する人とそうでない人とではやはり確率の差がでるはずです。

それともうひとつは、同じ出会いの場や回数があっても、その女性が男性をひきつける要素(ここでは容姿がいいとか悪いとかでなく、男性が近寄りやすいかそうでないか)の質が高いか低いかによってもかなり変わります。

美人でも仕事一筋、勉強一筋、クラブ活動一筋、子育て一筋(離婚して単身の人の場合)といった堅い鎧をつけているともともとプライドが高いくせに精神的に弱い男性からみると近寄りがたく感じます。

どうせ無理だろうとか、馬鹿にされたり、怒られたらいやだな~とか、断られてその後の関係がまずくなるのは避けなければと思うわけです。

ですので気持ちがよくなる体を手に入れたいのであれば、たとえ仕事や勉強やクラブや子供を大事に思っていても他の男性も気軽に声をかけても大丈夫ですよ~っていう隙を作る必要があります。

ここで少し注釈ですが、ここまでの内容は、一筋の人が性について考えるという仮定自体に矛盾があるのを承知の上で書いてます。それは自分を含めて回りにそんな人がいればアドバイスをしてあげて欲しいからです。

そのままだとあとで問題が発生して、性感マッサージのような風俗を頼らなければいけなくなったり、不倫にはしってドロドロの人生を過ごすことになる可能性が高くなると脅しをかけてください。

僕は自分の仕事に誇りをもっていて、利用していただいている方に喜んでもらっていると思っていますが、警察官や消防士などと同じで、犯罪や火事がなくてその職業自体が無い社会のほうがいいと思うからブログを書きながら、夫婦円満の秘訣や今日のような記事を書いています。

パートナーと出会う確率をあげる内容からまた横道にそれてしまいました……。

本題に戻します。

最初の要素。B.I.T.SM.n.L

に、

あとの要素。

行動力=A(action)

好奇心=C(curiosity)

確率=P(probability)

隙(受け入れること)=R(receiving)

を加えて、式を完成させる必要があります。

あっ、

今思いつきましたが、家庭環境や親の教育などもかなり影響があるかも知れませんね。

う~~ん。

まだまだ完成には遠いかも……。

300字小説 第133
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『沐浴』

会社に戻ると橋本は博史を降ろし、そのまま夜に訪問予定の客のもとに行った。

会社の定時というものはないのだが、社長よりも先に帰るということを誰もやらないために結局社長に合わせて全員で戸締りをして帰ることになるのだが、早くて午後八時、遅ければ午後十時頃となる。

会社に戻るよりも客のところに行くといって直帰するのは橋本ぐらいだ。

博史の家は会社から車で約一時間ほどかかるので、早くて午後九時の帰宅となる。午後十一時を過ぎても正美は食事を摂らずに待っていて先に食べておいて欲しいと言っても譲らないことが、博史にとってはプレッシャーとなっている。

しかし今は博史の担当である優の沐浴がいろんな疲れを落としてくている。
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タイトルをつけたまではよかったのですが、その後書き始めるとどうもうまく書けず、結局眠ってしまいました。

朝、メールをチェックすると期待していますというようなメールが数通届いていて、二度とおおげさなタイトルをつけて準備中のままほうって置かないことに決めました。

今、大きなプレッシャーのなか、どのように話を展開していこうかキーボードを叩きながら考えています。

「気持ちがよくなる」というのは、いろんな意味で使われていますが、今回はずばり性的な行為によって体が反応し、脳が気持ちよくなることです。

あと女性に限定して考えます。

この気持ちがいいという感覚ですが、個人差があり、相対的な評価でしか判断することが出来ません。

自分は気持ちいいと思っているけれど、友人や知人などの話を聞いているとどうも全然違う感じ方が存在しているのかも知れないなどと思うとそれまで気持ちがいいと思っていたことに対して疑問を持つこととなります。

またそれとは逆に知識だけが先行していてパートナーのセックスに不満を感じていたが、ちゃんと向き合ってみると気持ちよさを実感できることもあります。

今日の記事ではそういった個人の主観に関しての要素は省いて、あくまでも多くの人が経験してそれなりに納得できる要素と僕の経験においてたぶんそうではないだろうかということをミックスして方程式を考えていこうと思います。

まず式をたてるときに必要な要素を挙げてみようと思います。

思考・・・想像力といってもいいと思いますが、自分でどんどんエッチなことを膨らます能力=B(Brain)

外的要因・・・巷に溢れるエッチな情報のこと=I(Information)

接触・・・男性との性行為=T(Touch)

男性のスキル・・・女性に対する扱い方全般=S(Skill)

自慰行為・・・自ら性感度をあげる行為=M(Masturbation)

回数・・・自慰や男性との性交渉などの経験回数=n(number of times)

愛情・・・相手に対する気持ち=L(Love)

とりあえず思いつくものを挙げてみました。

まず公式をつくるにあたり、理解しておかなければいけないことがあります。

それは、これらの要素の値が高く、足したり掛けたりすることでそれに比例して気持よさが高まるという単純なものではないということです。

とくにB(思考)・T(接触)・S(スキル)・L(愛情)の4点について、考える必要があります。

まずBがゼロ、あるいは小数点以下やマイナスの状態というのがあって、脳に感じるための準備が出来ていない状態です。

女性が好きな人とセックスできないというのもそれのひとつかも知れませんが、男性のスキルが高ければその問題をカバーすることが可能です。

しかし相性や好みなどが決定的に合わない場合は、そういった相手と経験することはマイナスになるので、控えるべきだと思います。

T(接触)やS(スキル)も同様で、その体験が気持ちよさにつながらない場合は、逆にセックスに対するイメージがどんどん悪くなるか、こんなもんだという固定観念が植え付けられます。

最後のL(愛情)が一番の問題で、セックスの相性や体が気持ちいいと感じることと愛情とは別のものだということを理解するべきです。

相手のことを愛しているためにあまり気持ちよくなくても傷つけないために演技をする女性もいます。

あまり気持ちよくないという程度ならいいですが、その行為自体が苦痛になっている場合もたくさんあって、それを我慢できるほどの愛情があればいいですが、愛情が薄れていき、苦痛が上回ればセックスそのものをしなくなるのです。

これから二人の関係をスタートしようという段階のひとに必ず守って欲しいのは、本当にお互いが気持ちいいと思うことが可能だということを知っておくべきです。

女性はそこそこ気持ちがいいぐらいではなく、どこか違う世界につれていかれるぐらいの感覚を得ることができるのです。

そしてそのためにお互いに協力し合って、妥協しないことだと思います。

最初に男性側のペースでなんの疑問も持たず経験を積み重ねていくと途中でこのままでいいのかという焦燥感のようなものが発生します。

疑問をもたずに死んでいくことが出来ればそれでも構いませんが、これだけ情報が氾濫している中で生活していると誰でも疑問を抱くことになります。

愛情と気持ちいい感覚とは切り離して考えるべきなのかも知れません。

セックスをしなくてもお互いを信頼し合いながら幸せな生活を送っている夫婦もたくさんいるでしょうし、セックスが全てではないですから。

ただお互いに強い愛情を持ちながらするセックスが一番いいのは間違いないでしょう。

それではここから具体的に公式を考えてみます。

気持ちがよくなること=Eとします。

このEは、理想的な状態を表し、eというのは気持ちがいいと思える成功体験のようなものだと思ってください。

セックスに限らずスポーツの世界でもビジネスでも小さな成功体験を積み重ねることによって、自分が描く目標に到達することが出来ます。

それらを考慮して公式を組み立てると以下のとおりです。

E = ne

nは回数です。

e=nBTS

B=IM

Lはいろんな式に絡んでくることでしょう。

二日もかけて考えてきましたが、結局、性に対する好奇心とそれにともなう行動、そしてそれを加速させるパートナーとの出会いが大事だと思います。

公式には入れていませんでしたが、相性のいいパートナーとの出会う確率はかなりの大きな要素になるかも知れませんね。

300字小説 第132
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『待機終了』

二日酔いが治ったのか、橋本は週末に来場した客のことや、車の話、新しく買った携帯の話などについて一人で喋っていた。

平日の現場はほとんど来場者がないので、やることと言えば世間話とこれまでに来場してアンケートに答えてくれた客に対してのアプローチ電話ぐらいだ。

工事のほうは近隣との取り決めで午後五時には終わることになっているが、内装工事などの音の出ない作業などは、工期が遅れている場合だけ遅くまですることがある。

現場はまだ基礎の段階なので、監督の大山は現場のチェックと戸締りをして会社に戻っていった。

営業は六時まで待機するのが決まりで、喋りつかれたのか無言で携帯画面を眺めている橋本と時間をつぶして帰社した。
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流れというものがあるのかも知れませんが、その時々によってメールや施術時の話が同じような話題で集中します。

不感症に関してのときもあれば、ご主人の浮気問題、更年期が原因の性欲の高まりやセックスレス等々。

なぜか同じような悩みをもつ人が続きます。

今は長年連れ添ってきたご主人との関係を真剣に悩んでいるという話が続いています。

簡単にいうと離婚するかどうかです。

僕自身は離婚していますが、相手のことが嫌になったというよりも自分のやりたいことの為に離婚を選択したという感じなのかも知れません。

DVや生活費をまったく入れないというような状況でないのであれば、もともとまったくの他人なのですから単なる同居人として割り切ることも選択肢に入れてはどうかと思います。

最近お会いした人は、ご主人のことをもう一人の息子としてみていると仰っていました。

ハウスシェアをしている人と割り切っている人もいますし、パトロン的な見方の人もいます。

浮気が原因で悩んでいるのであれば、自分も浮気をしてもいいのかどうかを聞けばいいと思います。

たぶんそんな男性は自分が後ろめたいだけに許すだろうと思います。

誓約書や念書などを書いてもらって浮気が原因の慰謝料請求を放棄してもらえばいいのではないでしょうか。

実際に浮気をするしないは別にして、心が自由になると思います。

人生を半分以上超えてから新しいスタートを切るのは大変な勇気がいると思いますが、残りが少ないからこそ決断する必要があるかも知れません。

そのままの方がいいとか、離婚した方がいいとか両方を勧めていて記事の内容に統一感がありませんが、僕の言いたいのは結局のところ1日のうちで楽しいと思える時間が増えるためにはどういう選択をすればいいのかを考えて欲しいということだと思います。

1日単位が無理なら、1週間単位、1ヶ月単位、四半期単位でもかまわないと思います。

どんな選択をしようと今の生活に不満を抱えていて、そこから逃げ出したいという考えだけでは新しい生活でもまた別の不満が湧き上がってしまうような気がします。

御釈迦さんの手の中でうろうろする孫悟空のように。

離婚するにしてもこのままの生活を続けるにしても自分が現状とは違うステージに移転してから決断してください。

僕はこの先、元の奥さんや子供に性感マッサージ師という仕事をしていることを知られるかもしれません。

大変な修羅場を経験する可能性もありますが、自分の選択した道は誰にどう言われても間違った選択ではないと確信しています。

結局楽しく、悔いなく、人生を過すためには自分に正直であることが一番大切だと思いますから。

300字小説 第131
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『生い立ち』

三人兄弟の末っ子として育った正美と一人っ子の博史とは男女の考え方の違いだけでなく、育ってきた環境のせいなのか考え方に大きなギャップがある。

博史が優しさだと思ってとった行動も正美にとっては、冷たく感じることがあるし、正美からすると愛情がないと感じるようだ。

家事や育児についても博史が気づけば手伝うこともあるが、基本的にやって欲しいと言われたらやるというスタンスで、正美としては言わなくても気づいて欲しいと思っている。

お願いをしてやってもらっても少しもうれしくないと前回の夫婦喧嘩の際に断言された。

会社でも神経を使っているのに家に帰ってからもアンテナを張っておかなければいけない状況に博史は辟易していた。
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