今日、作家になるために勉強しようと思い、とある学校に入学申込書と入学金を持っていきました。
たまたま僕が受講する講師がいて、挨拶をしました。
講習代は、一括で払うと結構な額になるので、今朝までどうしようか悩んでいたのですが、その講師の顔を見て、決めてよかったって思いました。
たぶんこのままの生活を続けていると絶対に出会わないようなキャラだったので・・・。
これも僕が創造していると考えると本当にワクワクします。
これから1年間という短い期間ですが、出会いや発見がたくさんあると思います。
このブログや裏日記(最近全然更新していませんが・・・)でも逐一、報告していこうと思います。
今日は、僕にとっては記念すべき日となりました。
とりあえず高級万年筆が必要かな~。
その前に300字小説もちゃんと書くべきですね。
300字小説 第83回
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『リレー』
正美の笑顔を見て安心したのか、サトルも笑顔になった。
「いってきます!」
戦いに勝った戦士のように胸を張り、あごを引いて、太くて低い声を出していた。
意味のわからないサトルの態度にまた噴出してしまった。
「ユーちゃん、待たしてるのと違うの?早く行きや」
玄関でどたどたと靴を履く音が聞こえて、ドアが開かれた。
「いってきま~す!」
いつもの元気な声に変わっていた。
「ハンカチ持った?」
正美は、そのままハンカチのある場所に向かっていた。
「忘れた~」
「靴、履いたまま、待っときなさい」
扉を開けてリレーの選手のような態勢で待っているサトルにハンカチを手渡した。
「どこにも行かんといてな」
姿が消え、扉がゆっくりと閉まった。
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