サロゲートパートナー

夫婦問題や性についての悩みをサロゲートパートナー(代理恋人)が解決いたします。

2013年09月

この世界の中心は、自分だと実感していますか。

あなたの世界では、間違いなくあなたが主人公になります。

あなたが死んで、体から魂のようなものが離れたとしても、そのまま意識があるのであれば、あなたの世界は続いているということになります。

死ぬと同時に意識が消滅するとあなたの世界が終わるのかも知れません。

僕は死んだことがないので、死んだあとについては、わかりませんし、以前にも書きましたが、ひとつの世界では死んだけれども、また別の世界では、継続して生きているのかも知れません。

そういった事について語っても答えは出ないので、あえて話す必要はないと思いますが、このブログを読んでくださっている人が、もし今、何かが原因で悩みを抱えているのであれば、これから書くことを読むことで少しでも悩みの解消に役立てばいいなと思います。

このブログでいつも話していますが、あなたの物語の主人公は、あなた自身であって、その物語を書いているのもあなただと思い込んでください。

それが真理でも嘘八百でもどっちでもいいんです。

とにかくそう思い込む癖がつくと悩みのほとんどが消えていきます。

目の前にあるコップも街に出て見える緑も星空も全てあなたが描き出しているものだと思ってください。

もちろんほとんどの悩みの原因である他人も家族も全てあなた自身が登場させているのです。

メールやラインなどでつながっている人がいても、ある日あなたが連絡をしないようになれば、あなたの世界から相手は消えるということになります。

学校を卒業して会えなくなるのも、死んでいなくなるのも、基本的には同じことです。

その時のあなたの世界に登場していないだけです。

前置きが長くなりましたが、自分を愛するというのは、執筆者である自分が主人公を愛するということです。

愛すべき主人公に対して余程のサディストでない限りは、楽しく暮らして欲しいと思うはずです。

もしあなたが、今もこれまでも辛いことばかりが続いているというのであれば、あなた自身が主人公であるあなたのことが、嫌いなのか、物語を面白くするためにわざと苦難の体験をさせているのかも知れません。

こんなことを言っている僕自身も、いつもいいことばかりが起こっているわけではありません。もしかすると人よりも問題が多く発生しているかも知れません。

ただ僕の場合は、いつも物語を面白くするためにとか愛すべき主人公を鍛えるために辛いエピソードを挿入しているのだと考えるようにしているので、発生した問題に対して悩むことはほとんどないと言っていいかも知れません。

話が少し飛びますが、人の欠点ばかりを指摘する人をどう思いますか。

たぶんほとんどの人は、そんな人のそばにはいたくないと思うでしょうし、出来れば長所を褒めてあげたほうがいいのにと考えるはずです。

それなのに自分に対しては、欠点ばかりに目がいっている人が多いのです。

どうせ自分なんかとかいう内向きの考えや外見などにコンプレックスを持っているのです。

自分がマイナスに思っていることが、逆にその人の特徴になっていたり、チャームポイントになっていることなど山ほどありますし、他人はそれほど自分以外のことに関心がないのも事実なので、それほど気にする必要はありません。

あなたが欠点だと思っていることよりもアピールポイントや自慢できることなどに目を向けるといいと思います。

そんなものなどなにも無いという人もいるかも知れませんが、長年生きてきて、何も無いということ自体が賞賛に値すべきことかも知れません。

とにかく自分を好きになってください。

まずそれから始めないと他人を好きになることも責任を果たすことも出来ません。

嫌で嫌でしょうがない相手も自分のために存在していると思えば見え方が違ってきます。

ただどうしてもその人との関係を維持したくないのであれば、その人が登場しない世界に行けばいいのです。

ぬるま湯につかった蛙は、徐々に温度を上げていくと茹で上がるまで鍋から出ないそうです。

そんな蛙のような人生を送るのもひとつの方法かも知れませんが、一度きりの人生なので、もっと広い世界も体験して欲しいと思います。

いくつになっても遅いということはありません。

自分を本当に愛せるようになったときが、あなたのとってのベストタイミングだと思いますから。

300字小説 第64回
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『名刺』

「えっ?」

「もし時間があればもう少し話がしたいなって思って・・・」

とまどいとうれしさが同時に正美の心に広がったが、とっさに口から出たのはそれとは関係ない言葉だった。

「子供が帰ってくるので、今日は帰るね」

無意識に『今日は』と入れて返事をしたことが、正美の率直な気持ちを表している。

「仏像のことを話して楽しい人ってあまりいないんで、またよかったら連絡してください」

アゲハはカバンから名刺ケースを取り出して、正美に1枚手渡した。

出張ホストクラブラブリーの名刺だった。

営業の為かと複雑な気持ちになったのだが、それよりも単純に家には持ち帰れないことに気づいた。

「主婦だから、持ち帰れないよ」

正美はそっと返した。
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よく、

いや、たまに毎日ブログをよくかけますね~といわれます。

テーマが毎日浮かぶことが不思議なようです。

このヤフーブログは、大きく分けて3つのカテゴリになっています。

1.読書感想文

2.旅日記

3.うだうだ話

1と2は体験したら出来るのですが、3のうだうだについて、よく毎回いろんな話が出来ますねと感心されます。

僕にとっては全然当たり前になっていて、自分が関心のあることは常にアンテナが張り巡らされているようで、それにひっかかると、とりあえずは、候補の倉庫のようなものに備蓄されます。

これは誰でも日常でやっていることと同じで、たとえば主婦のかたなら、料理をするときに冷蔵庫を開けて、残り物を見て、閃くのとまったく原理は同じです。

僕の場合は、自分がどうすれば楽しく生きていけるかにつきます。

それを寝ている間も考えていて、あっ、そういうことか~~って思ったことがあればここでメモしている感覚です。

基本的に正解は、その人その人が独自で判断することだと思っているので、これが真理ですなどと声をあげて、偉そうにいうことはしません。

僕の答えであって、あなたの答えではないと思っているからです。

ただ僕が100気づいたことがあれば、そのうち30はあなたと共通することがあるかも知れないので、僕の考えに対して共感できることがあれば、それを自分なりに応用して楽しく生きるために利用してもらえたらと思います。

たぶん・・。

たぶんですが、生きることはとても難しくて複雑そうに思いますが、本当はかなりシンプルなものなのではないかと漠然と感じています。

数学の公式のようなものに例えたら3つぐらいにまとめられるような気がします。

もしかするとひとつかも知れませんが・・・。

とにかくこの世の中のことは、なにも解明されていないというのが現実なので、自分が正しいと思ったことが正しいと思っても誰もそれを否定できないのです。

だから他人の意見に左右される必要はまったくありません。

正しいと思って突っ走って行って、壁にぶつかったり、崖から落ちたりしたら、また方向を変えて進めばいいと思います。

このブログは、そういったときのための道しるべのようなものです。

誰かのために一生懸命にやっているということでもないし、必死で努力しているわけでもありません。

ただ自分の中で当たり前になっているだけです。

もしあなたに何かの目標があるのであれば、それに近づくために必要だと思うことがあれば、当たり前にできるようになればいいかと思います。

今現在、目標があってそれに向けて必死で、努力しているということであれば、それはたぶんあなたの向かう方向ではないはずです。

とにかく毎日を楽しく過すためにはどうするべきなのか・・・。

と、いうことを考えてみてください。

ブログのテーマについてを書こうと思ったのに、結局まったく違う内容になってしまいました。

まあ、いいか~~。

300字小説 第63回
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『きつねうどん』

「このお揚げは本当においしいね」

正美は、うどんを豪快にすすっているアゲハの横顔を見ながら微笑んだ。

すぐに返事が出来ないのかうどんを口から出しながらうんうんとうなずいている。

「あ~~。死ぬかと思った・・」

「おにぎりとかうどんを飲み込んでのどの感触を味わうのが好きなんですよ」

さっきまでの高野山の歴史を語っていたときとはまったく違う表情をしながら、笑顔を返してきた。

可愛いという印象も湧いたのだが、同時に駅に近づくにつれて高まってきた感情がまた復活した。

もっと一緒にいたい。

正美は、アゲハの無邪気な横顔を見つめながら素直にそう思っていた。

「このあと時間ありますか」

予期せぬ質問が、アゲハの口から突然出た。
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たとえば入試結果はいつ出るか。

普通なら試験官がその答案用紙をチェックして点数がはじき出され、定員の基準点以上であれば合格だろうし、それより下だと不合格になるから、その時点で結果が決まると考えます。

でも僕は違います。

結果が出るのは、自分が結果を見たり聞いたりして確認したときだと思っています。

もし合否の封書が届いたのであれば、その封書が作られたときではなくて、自分が開封して確認したときです。

開封するまでは合格か不合格かは決まっていないと考えます。

またそれとは逆に試験を受けた段階で合格しているとわかっていることもあります。

ある知人のお子さんが、大学受験をしたときのことですが、模擬試験ではとても優秀でほぼ志望校の公立大学も滑り止めの私立大学も大丈夫だろうということでした。

しかし滑り止めだと思っていた大学がことごとく不合格となり、本人はもちろん家族全体で慌てた状況になっていたようです。

僕は知人の話を聞きながらたぶん第一志望の公立大学に合格するだろうと思っていました。その知人にもはっきりと断言していました。

たまたま偶然、予想があたっただけだと思われる人もいるかも知れませんが、そのお子さんのそれまでの頑張りや模擬試験の結果、そのご家族のサポートなどを聞いていて、全て落ちるなんてどうしても想像できなかったのです。

そのすぐ後に私立が合格して、リラックスした状態で公立の試験に臨めたので、期待通りの結果となりました。

こういったことは本人やそれに近い人にはよくわからなくて、客観的に見れる立場の人ならよくわかるのでしょう。

スポーツの試合や選挙、会社の業績なども最初からわかるものが多くあります。

たぶんそれは当事者がどんなに頑張っても変えられない、それ以上のエネルギーの方向が決まっているからだと思います。

自分に直接関係のないものを判断するときはそのエネルギーの方向が判り易いです。

肌に触れるのか、熱のように感じるのかはわかりませんが、自分の欲があると体全体に欲のシールドが張られてしまって、感じにくくなるのかなと思います。

前者の直前に決まるという話と後の受けた段階で決まるという話は矛盾しているように思いますが、人間はたえず何かの結果を出しながら生きてますので、どちらの可能性もあると思います。

出来れば直前にしかわからないような行動をとらずに、やろうと決めたときに結果が出るように動くことが出来ればとても楽ではないでしょうか。

う~~ん。また今日も訳のわからないことを書いてしまったかな。

近いうちにまた詳しく説明しようと思います。

もし忘れていたら質問してくださいね。

300字小説 第62回
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『南海そば』

正美の永遠に乗っていたいという気持ちを無視するかのように特急電車は、終点の難波駅に到着した。

アゲハのおすすめの南海そばは、車両のすぐ前にあった。

正美にとって生まれて初めての経験だった。

「アゲがおいしいからきつねかたぬきにしたらいいと思いますよ。あとおにぎりも一緒に」

正美はきつねうどんの券を買った。

店内はカウンターだけで、目の前に割り箸が噴射花火のような形でささっている。その横にはつまようじも同じ状態で置かれていた。

店員に券を渡して、1分もすると目の前にきつねうどんが現れた。

アゲハのいう通り、味のついた薄揚げはふっくらとして柔らかく、甘めの味付けだがしっかりとだしが利いていて本当においしかった。
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今日は基本に戻って性感マッサージのテクニックについて書きます。

今回で5回目になるみたいです。

過去のテクニック編に興味のある方は、こちらをどうぞ!


独身の方からよく聞くのが、相手のことを好きだから自分がして欲しいことが言えないということです。

童貞でない限りは、ほとんどの男は自分のテクニックに自信を持っているような気がします。

女性の気持ちとしては、相手のプライドを傷つけて関係を悪化させたくないという気持ちが働いて、不完全燃焼のまま終わっているというのが、多いようです。

これはお互いにとって良くない状況だと思います。

施術を受けられた女性が、パートナーとのセックスの不満を打ち明けてくれるのは、いつも終わりかけになります。

それは彼女らが話し出すというよりも、施術しているときの反応を見て僕の方が聞くからです。

僕に対しては特別な感情などありませんので、自分の本心を語ってくれます。

そしてそれを一緒に考えることで、パートナーとの関係を今よりもいいものに出来そうだと思ってもらえるからでしょう。

不満要因のベスト3を挙げてみます。

1.痛い
2.早い
3.長い

です。

痛いは、クリトリスや膣内を指で刺激するときに多いのですが、ほとんどの男性は力を入れれば入れるほど感じると思っていて、落ちない汚れを洗い落としたり、詰まったパイプを掃除するかのように動かしています。

性器は特別な場所だと思わずに手の甲を刺激するのと同じだと考えて見れば自分のやっていることが、いかに逆効果なのかがわかると思います。

逆に女性もペニスに対して、きつく握って火でも起こそうかという勢いの人がいますが、これも同じ理屈で考えるようにしてください。

早い長いはどちらも挿入時のことですが、これについては早いから駄目とか長いから駄目とかいうことではなく、相手とひとつになった時に一番いいタイミングを考えながらするということです。

それについては男性であれば一度聞いてみることです。

女性側も早いとか長いとか言いづらいとは思いますが、お互いが満足するためには乗り越えるべきハードルだと思います。

大事なことは、挿入=射精と考えることを止めて、挿入=愛撫と捉えて下さい。

そしてひとつになった状態を心やエネルギーのレベルで楽しむようにすることが大切です。

単なる皮膚同士の摩擦としか考えられないのはとても寂しいことだと思います。

相手のことを思いやるのであれば、我慢をしたり考えを押し付けるのではなく、お互いに話し合って理解しあうことが、セックスレス防止にもつながると思います。

300字小説 第61回
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『空腹感』

正美の思いを笑うかのように、特急は堺東駅を過ぎて大阪市内に入ろうとしていた。

息子のような青年に包まれるような優しさを感じながら、残りわずかの時間の中で自分の存在を相手に植え付けたいという気持ちとこのわずかの出会いに満足して、また現実の生活に戻るべきだという気持ちが交互に現れてくる。

終点の難波に近づくほど、その周期は早まってきた。

「お腹空いてません?」

アゲハから思いがけない質問が飛んできた。

朝、出かけにトーストを慌てて1枚焼いて食べただけなので、空腹であることは間違いないはずなのだが、胸の高鳴りを抑えることに必死の正美には、それどころではなかった。

「駅に立ち食いそばがあるんで、どうかなと思って」
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人間には、葛藤というものがあります。

痩せたいけど食べたいとか奥さんを大切にしたいけど浮気をしたいとか仕事に行かなければいけないけど休みたいとか・・。

動物にも攻撃と逃走が交互におきる葛藤行動というものがあるそうですが、こんなに多種にわたって葛藤するのは人間だけだと思います。

それはたぶん本当の自分と生まれてからこれまでにルールを刷り込まれてきた自分の二つがあるせいだと思います。

犬を飼育する際に大切なことは、飼い主がリーダーとしての存在を確立することだとありましたが、ひとりの人間の中にも自己と自我というふたつの存在があるのなら、それらをリーダーとそれに従う者という関係にしてみることで心が安定するのではないかと思うのです。

ふたつの自分という存在自体もよくわからないのにそれらをリーダーと従う者と位置づけるなんて意味がわからないと思う人もいらっしゃるでしょう。

最初から理解できなくても構いません。それを実践する必要もありませんが、そういったことを意識するだけで悩みが緩和できるかも知れませんので、もう少しお付き合いください。

まずどうしてリーダーとそれに従う者が必要なのか。

船頭多くして船山に登るということわざのようにリーダーというものは一人のほうが、物事がスムーズに行くはずです。そしてそのリーダーが信頼できる存在であればその下で働くことはとても楽しくなります。

僕がよく物語の主人公と小説家という関係を言いますが、それがまさに従う者とリーダーということになります。

どんな問題が起こってもそのリーダーに付いていけば必ず解決してくれて守ってくれると確信しているから心がいつも安定しています。

人の言動に対して心が揺れてしまっても必ずリーダーがそれを安定した状況に導いてくれると信じることが出来れば、悲しみや苦しみで悩む自分を冷静に受け止めることが出来るはずです。

小さなことでくよくよする自分に嫌悪する必要もなくなります。

あなたという存在をひとつの群れだと仮定して、その群れはどこを目指しているのでしょう。

動物には、過去を引きずったり、未来に悲観したりする思考はありません。

その日その日を生きるために精一杯活動するだけです。

あなたが心から信頼できるリーダー像を一度描いてみてはいかがでしょうか。

そして今の自分を悲観することなく無心で、リーダーについていくという気持ちになればきっと自分の理想とする現実が現れることでしょう。

300字小説 第60回
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『溶解』

ふと我に返った正美は、ぎこちない笑顔でアゲハを見た。

心配そうにするアゲハの瞳は、夜空に吸い込まれるような感覚を思い出させるほど深い漆黒の闇のような色をしていた。正美自身の心を投影していたのかも知れない。

「ううん。なんでもないの。自分のことなんて考えたこと無かったから、いろいろ考えちゃって」

「結婚されている人はみんなそうかも。特に子供に手がかかる人は自分のことをいつも後回しにしているよ」

正美は、息子のマサルと同じぐらいの年のアゲハの言葉に深い優しさを感じて、心の中の違和感のある塊が少しずつ溶かされているような感覚になっていた。

このままずっと一緒に話していたいという気持ちが、はっきりと湧いてきた。
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