■痛い・辛い・悲しい・苦しいなどの自分の気分が落ち込むような言葉を考えたり、発しない
これが僕のカウンセリングの基本にしている2つ目です。
いつも元気にしていれば、運もついてくるようになるといった精神論からではなくて、僕なりに理解できている世の中の構造のようなものから、負の言葉を発することが、どれほどマイナスになるのかと言うことを説明しようと思います。
まず理解して欲しいのは、この世の中にあるもの全てがエネルギーで出来ているということです。
エネルギーといっても僕は、科学者ではないので正確なことは言えないのですが、とにかく形として定義できないもので、構成されているらしいです。
この問題については、どんどん研究が進んでいて、もしかすると僕たちが生きている間に、解明されるかもしれませんし、人類の永遠のテーマのひとつになるのかも知れません。
まあそんなことを知らなくてもいいのですが、そのエネルギーの特性のようなものを理解しておくと、これから生きていくためには、ずいぶん役に立つと思います。
このエネルギーについては、成功している経営者のほとんどが、愛読書にしていると言われている、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」というビジネス書にも法則として、観念的にかかれていますし、科学の分野でも量子物理学では、ほぼ間違いなく存在しているとされています。
引き寄せの法則なども同じ種類のエネルギーが、引き寄せるという共通認識から成り立ちます。
いいエネルギーは、いいエネルギーを引き寄せ、
悪いエネルギーは、悪いエネルギーを引き寄せるのです。
昔から類は友を呼ぶと言う言葉がありますが、地下鉄の車内を見渡しても、グループごとに同じような人たちが集まっているはずです。
背が高い低いとか、太っている痩せているとか、男性や女性など、関係なく、なんとなく同じような雰囲気を持っている人たちが、一緒にいるはずです。
見えないエネルギーが引き寄せ合っているのです。
自分のエネルギーと同種の人や出来事などが、引き寄せられるというのは、なんとなく理解出来るようになれば、マイナスの言葉が体に良くないというのも理解していただけると思うのです。
ここからは、僕の理論がかなり入っていて、信頼できる証拠などはまったくありませんが、たぶん大筋では間違いがないと思いますので、もう少しお付き合いください。
体の中の出来事と自分が遭遇する出来事がなぜ同じなのかという説明をしなければいけないのですが、その前に地球も人間と同じような生命体であるということを理解してもらう必要があります。
地球に限らず、目の前にある鉛筆や消しゴム、スマホや携帯も全て同じだと考えてほしいのです。
最初にいいましたが、この世の中のあるもの全てがエネルギーで、出来ています。
エネルギーの量や配置が違うだけで、基本的には、どれも同じだと考えて欲しいのです。
人間の体に有害なウィルスが、進入すれば、それを排除しようという細胞が活躍します。
地球も同じで、自分にとって有害になるものが、発生すれば自浄作用で、それを排除することになります。
人間は、全てのものを支配できるような錯覚に陥っていますが、目の前のパートナーさえ、思い通りにできないのです。
そんな存在が、地球を守ろうと考えること自体、矛盾しています。
話が、横道にそれてきましたが、人間と地球を対比しているとあまりにも実感がわかないので、地球を例えば会社に見立ててみればどうでしょうか。
会社も有害なものが、内部に発生すると除外しようとしますし、いつも健全な状態を維持しながら成長しようとしてます。
もっと小さなコミュニティでも同じです。
自分が出会う人や出来事も自分が発するエネルギーが、引き寄せるのであれば、体も同じで、自分が発するエネルギーと同種のものが、どんどん生成されていくのです。
人間の体は、自分にとって有害になるものが、あると力が出ないようになっています。
これは物理的に体に悪いとされるものだけではなくて、嘘をついたりとか、不愉快な気持ちになったときも同じように力が出ないようです。
オーリングテストいう実験で、実証されているのですが、つねられたら痛いと感じることと同じように、普通の人間にとっての不愉快な出来事は、体から力を奪うようになっています。
好きな人に会うために起きるのと嫌な上司のいる会社に出勤するために起きるのとでは、目覚めたときの力の入り方が全然違っているはずです。
カウンセリングの基本として、自分の気持ちが落ち込むような言葉を考えたり、発しないということを挙げたのは、考えたり発するという行為が、地球でいうと疫病を蔓延させているような状態になるからです。
疲れたときは、疲れた~といいながら、休めばいいと思うのですが、カウンセリングが必要な人に限って、疲れた~といいながら、仕事をするのです。
自分の気持ちが落ち込むような時は、思いっきり落ち込めばいいのですが、それらの言葉を発するだけで、実際の行動は、違うことをするから、体や心がびっくりしてしまうのだと思います。
もし口癖のようになっているのであれば、今日から改善してください。
疲れたといっても疲れはとれませんし、余計に疲れを呼び寄せることとなりますから。
300字小説 第26回
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『ママ友ランチ』
運動会から1週間ほど経過した午後、正美は飯塚さんと新しく出来たフレンチの店にいた。
看護師をしている飯塚さんは、土・日と平日の1日を休みにしていて、今日は平日の休みを利用して、正美を誘ったようだ。
パート勤めの正美にとって、昼間からフランス料理のランチなど考えられなかったが、1000円という金額と久しぶりにゆっくりと飯塚さんと会話を楽しみたいという気持ちから快諾した。
「運動会のときに、カオルが変だったでしょ。あの後、なんで返事しなかったのって聞いたのよ」
「そんなことあったっけ」
「正美さんが、違う人に見えて怖かったんだって」
正美は笑顔を返したが、あの時、鏡に映った自分に対して抱いた感情がまた蘇った。
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