サロゲートパートナー

夫婦問題や性についての悩みをサロゲートパートナー(代理恋人)が解決いたします。

2013年06月

奥さんをもらうんだったら料理が出来る人がいいという話があります。

たしかに帰ってきてホッとしたときに出される料理がおいしいのとまずいのでは翌日の仕事に対するモチベーションがかなり違ってくることでしょう。

それと同じように、家事や子育てで疲れた奥さんに対してパートナーとして労わる手段は夜の夫婦生活になるのではないかと思います。

先に言っておきますが、自分は棚にあげての発言です。

料理についてはお米を洗剤を使って洗うひともいるらしいですから、親から子供に伝わっていないのかもしれません。しかしそれ以上にセックスについての考え方や技術をなどを伝承できる制度というか風習は日本には無いでしょう。

たぶん世界中を見渡してもセックスのやり方が夫婦関係において大切だという考えは浸透していないはずです。

それどころか宗教上の理由からキスもクンニも出来ないという話もあるぐらいで、男女の大切なコミュニケーション手段を穢れたものとしか考えない人々もいます。

そういった中でも相手の日常の苦労を自分なりに感じることが出来れば、自然と労わりの気持ちが湧いてきて、それが行動に移るはずです。

しかし現実はそう甘くありません。

普段、パートナーがしていることが当然の義務であると思ったり、当たり前だと考えている人がほとんどですし、奥さんからも相手を気遣って主張しないことが多いようです。

この際、どちらが担当するのかは別として料理とセックスについては、結婚の際に誓いの言葉として、責任を持って考え、改善を繰り返すということを宣言して欲しいと思います。

永遠の愛を誓うなどという漠然とした言葉ではなく、もっと具体的に宣誓すればいいと思います。

値段の安さや豪華さをアピールする結婚式場や企画会社よりも離婚率が低いという触れ込みの企画会社が出てくるようになれば面白いことでしょう。

ご主人との関係性の中で、母・嫁・共同生活者・かつての恋人として扱われていても今、現在においてひとりの人間(女性)として尊重されている人は本当に少ないのだなと最近の施術依頼者の方々の話を聞いてひしひしと感じています。

僕も離婚する前はまったく同じことを奥さんに対してしていたわけなので、自分のことは棚にあげて偉そうなことを書かないといけないわけですが、今日は未だに結論が出せない問題を記事にしようと思います。

その問題とはご主人のことが嫌いでなくてもセックスにおいては不満を持っている女性の悩みについてです。

子育てや仕事などで性生活をそれほど意識しないで過ごせる人はいいのですが、長い結婚生活の中でそれを意識する時期はほとんどの女性に訪れるような気がします。

それは結婚してすぐの人もいれば子供ができなくて子作りのタイミングで思う人もいるでしょう。

また妊娠が原因で必要以上にご主人が敬遠するということが原因になることもあります。

もちろん子育てが済んで、更年期を迎える時期に女性としての時期の終焉をだまって受け入れないといけないのかという喪失感に似たものを感じる女性もいるだろうと思います。

自分の人生を楽しむことで、ご主人や子供に対してもいきいきとした姿を見せることが大切だと割り切って不倫をしたり風俗などを利用できる人はいいのですが、不倫のリスクを考えたり、ご主人を裏切りたくないという倫理観や固定観念に捉われている人の場合は、袋小路に入ったような状態になります。

そういった悩みを抱えて予約前に相談のメールをいただくことも多いのですが、僕の場合は基本的に本人が大切にしている考え方というものを尊重したいと思っているので、性感マッサージを受けることでバラ色の人生が訪れますなどということは言いません。

100人中99人が満足する施術であってもその人が満足できなければ意味がないからです。

それでもわずかな光を求めて依頼された場合は、僕自身がどういうスタンスで施術をすればいいのかが、今のところまったくわかっていません。

一回の施術で悩みが解消するわけでも無いでしょうし、施術をしたという罪悪感などが残る可能性もあります。

僕に出来ることと言えば依頼された理由を聞いて、その問題に対して依頼された女性が一番満足できるように考えながら施術する以外にありません。

昨日の本の紹介であったいじめ問題との共通点があるような気がします。

学校という閉鎖的な空間の中で起きるいじめも家庭という空間の中で起きる夫婦間の問題も結局は、簡単に逃げ出せないということが起因しているような気がします。

学校のいじめに対してはよくわかりませんが、夫婦間の問題についてはその悩みに対する気持ちだけは転校するぐらいの気持ちで対応すればいいような気がします。

別に他の男性と肉体関係を持つということまでしなくても、誰かにときめいたり自分のことを魅力的だと言ってもらえるような空間に飛び込むことはそれほど難しくないのではないでしょうか。

人から綺麗だとか可愛いとか言ってもらえると自然に自信を取り戻すことが出来るだろうと思います。

ご主人とのセックスレスや満足できないセックスの根本的な問題は、結局自尊心が傷つけられたのかどうかによるものだと思います。

パートナーに対して声をかけづらいかも知れませんが、勇気を持って声に出すことも大切なことだと思います。

声の出し方についてわからない人がいらっしゃいましたら、是非連絡をしてください。

メールでも電話でもいつでも対応しますから。

先日参加した「作家になるための講座」で講師をしていた中園さんの本です。

彼は小学校から大学までいじめに合っていて、自殺を何度も考えていた経験からいじめで自殺する人を世の中からなくしたいという思いでいろいろ活動をされています。

この星空マウスという本は、作家としてデビューする前から2作目として発表するんだと決めていたそうです。

1作目のオルゴールという本は、インターネット上で公開されていてその反響がかなりあったために、出版社の方から本にすることの打診があったようです。

彼の中ではオルゴールをヒットさせることで、2作目は一般受けしなくてもいい本を出せると計算していたようです。

星空マウスはいじめられている人にだけ届けばいいという思いで作られました。

いじめが原因で自殺を考えるぐらいに悩む中・高生に対してのいじめ克服マニュアルとして構成されています。

表紙に使われている絵は中学2年生の女の子の作品だそうで、彼女もいじめのせいで引きこもりになっていました。

本の内容とその絵がみごとにリンクしています。

著者の中園さんは、いじめられていた時に救いを求めるために様々な本を読み漁っていたそうですがいじめの権威としてマスコミなどに登場したり、ベストセラー本をたくさん出していたりする人たちの発言は、まったく役にたたないばかりか当事者をどん底に陥れることになる理論でしかないと実感したそうです。

そんな経験からいじめられている人に本当に役立つ本を書こうという思いから、デビュー前からの計画として1作目でヒットさせて2作目をその対象(いじめられている人)にピンポイントで届けたいとあらかじめ決めていたのでした。

僕は幸運にもいじめられた経験はありません。

ただ、いじめられる要素は持っていたと思います。

いじめのターゲットになってしまうのはいじめる側よりも弱いということと他と少し違うというその二つの要素が満たされるからです。

他と少し違うというのは、外見であったり、家庭環境であったり、喋り方や性格など、どんなことでも特異であればいいのです

とにかく相手よりも弱くて目立てばそのターゲットとしての候補になります。

僕は強い訳ではなかったですが、クラスメイトを楽しませるという才能があったせいで、その候補から外れました。

いじめの話をするときにいじめられる側にも問題があるという専門家がいることに対して著者は実験用のマウスをモチーフとして表現しています。

二つのスペースに同じように入れられたマウスに電気ショックを当てて、ひとつはスイッチを押せば止まるようにし、もう一方のマウスが押すスイッチは形だけで、電流は止まらない仕組みにした実験を例に出し、自分の意思ではどうすることもできないマウスはその内に無気力となり、死んでいくそうです。

学校という閉鎖的な空間をマウスがいる空間に例えています。

いじめられる人が実験用のマウスと同じだとしたら、マウスにも責任があるという専門家の意見はまったく的外れだということです。

僕も20年ほど前に死にたいと思う日々が続いていたのですが、そこから脱出するための方法は今から思うと奇跡的なものだと思います。

今、生きているからその時にそんな出来事が起きたという感じかもしれません。

今を楽しく、ワクワクすることだけに集中しましょうと訴えている僕には、その日を苦痛から耐えて生き延びることしか出来ない人にアドバイスを送ることは出来ないのかもしれません。

アドバイスではないですが、僕自身の体験談としてこういった方法もあったよという話なら可能かな・・。

いろいろ考えさせられた本でした。

これから1作目のオルゴールを読もうと思います・・・。

いつも我が道を行く!

といった感じでいろんなところで発言をしていますが、決して周りを無視して自己中心的な行動をしているわけではないということを今更ですが、お伝えしておこうと思います。

目の前の出来事全てが自己がもたらす現象だと思っている訳なんですが、その中でも一番大切なことは自分とはいったいどんなものなんだろうということです。

そこで今日は自分の見つけ方について記事を書きます。

自分の存在を知るためには自分以外のものに焦点をあてる必要があります。

相談していただく方で多いのが、自分の魅力についてわかっていないことです。

自分なんて・・・

といった人が多いのです。

あと、

必要以上に自分の容姿や行動を気にされています。

そういう人が多いということは、大抵の人は自分にしか興味がないわけで、自分が思うほど回りは気にしていません。

必要以上に自分にこだわっているために結果的に自分を歪曲して見てしまっています。

形がいびつになるのです。

僕は美術大学へ進学するためにデッサンの勉強をしていました。

その時によく講師から言われたのが、「空気を描け」です。

静物にしても石膏像にしても本物そっくりに描くためには、そのものだけに注目するのではなく、その輪郭や奥行きなどの周りに注目しなければなりません。

もっと言えば匂いや硬さや重さ、手触りなど視覚以外からの情報も1枚の紙の上に表現します。

本物そっくりではなく本物以上に描く必要があるのです。

デッサンを習い始めたときは、モチーフ(描く対象物)だけに注目して描いていたために結果的に形もいびつで立体感も重量感もないペラペラの作品しか描くことが出来ませんでした。

自分を知るということもデッサンを描くことと同じだと思います

自信が持てないというのは、自分の魅力を理解できていないせいなので、自分を見つめるのではなく周りを観察してデッサンしていくことで、自分自身が鮮明に現れてくるはずです。

自分の頭の中だけで悩むのではなく、一歩外に出てみて周りを見渡して見て下さい。

きっとあなたの存在が実感できることでしょう。



昨日の記事の続きです。

おととい「作家になるための講座」に参加させていただいたのですが、こういったセミナーや講座などで一番いいのは数字を聞けることです。

マーケティングなどもそうなのですが、どれだけの数があればどれだけ成果が得られるのかということを知っているのと知らないのとでは、まったく違ってきます。

たとえばよく見かける商品紹介ページから決済までを縦スクロール1ページで構成されたホームページなどでは、1%の反響がとれれば合格となります。

100人見て、1人が購入ボタンをクリックしたら合格です。

この確率を知らないと50人見ても誰も買わないので、このページが失敗だとか1000人で10人しか購入していないので、もっと確率が上がるようにページの構成を変えなければならないと判断してしまいます。

ページのクオリティは、ほぼパーフェクトなのにその標準的な成約率を知らないばかりに右往左往してしまいます。

僕のFC2ブログも最初のうちは月間1000人程度の訪問しかなかったのですが、新規の予約はちょうど10件ありました。

それなのに予約をしていただくという目的からそれだした今となっては、月間15000人の訪問でも新規の予約が半分の5件ほどしかありません。

施術日記やアンケートなどをたくさん追加しても結果がどんどん悪くなっています。

それなりに認知されたとか競合が増えたからという理由もあると思いますが、それ以上に絶対に予約をもらうんだという気持ちが薄れているせいだと思います。

前置きが長くなりましたが、芥川賞などの文学賞に応募される作品はだいたい1000~2000作だそうです。

その中で1位をとれば一応作家としてデビューさせてもらえるそうなのですが、初版は5000部となります。

ニュースなどで話題になったとしてもその5000部が売れ残ることも結構あるそうで、そうすると2回目以降は出版社から声がかからないという事態もあります。

作家を目指しているほとんどの人は大きな賞をとればプロになれると思っているかもしれませんが、司法試験と同じで資格をとったところで、それが収入につながるかどうかは別の話だということです。

おとといの講座で僕自身が抱いていた幻想を木っ端微塵にしてもらいました。

講座を企画していただいた文芸社は、素人の作品も無料で講評してくれるそうで、その講座に参加していた人の中にもそのときに自分の作品を持ち込んでいました。

豚まん状態でのん気に参加していたのは、僕ぐらいかも知れません。

その文芸社あてに持ち込まれる作品は月に100程度あって、年間に1人程度のベストセラー作家が出るそうなので、文学賞を目指すよりは少しだけ確率が高いかもしれないと講師が話してくれました。

出版業界は右肩下がりでどんどん不況になっています。

売れるだろうと思われる作家にしか投資できないために、余計に悪循環になっているようです。

そんなところに飛び込みたいと思う僕もどうかなとも思いますが、こつこつと楽しみながら進めて行こうと思います。

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