サロゲートパートナー

夫婦問題や性についての悩みをサロゲートパートナー(代理恋人)が解決いたします。

2013年04月

昨日、紹介した本「医者に殺されない47の心得」の中でタクティールケアについて書かれていました。

タクティールケアとは、1960年代にスウェーデンの看護師が未熟児をそっとなでると体温が安定し、体重が増えることに気づいて広めたそうです。

タクティールケアは「触れる」という意味のラテン語「タクティリス」に由来し、「皮膚を通したコミュニケーション」に重点をおき、背中や手足をなでるように触れることで信頼の絆を深め、不安やストレスをなだめる療法です。

僕の施術もよくよく考えてみるとこの要素が多いことに気がつきました。背中をマッサージするときには、暖かくなった手でゆっくりと撫でていたり、性感マッサージ中では意識的に手をつないで刺激を与えていることがあります。

包み込むように抱きしめながら背中や手足をなでるように触れたりします。

疲れた女性を癒してあげたいという気持ちから自然にそういった行動をとっていたようです。

昔から手当てという言葉があるように信頼できる人から触れられることによって心が落ちついてそれまでの苦痛が嘘のように消えることもあります。

以前、このブログで性感マッサージに代わる名称を募集していたことがありましたが、少し前からセックスという言葉に代わるものがないかと思うようになっていました。

セックスはセクストゥスという古代ローマのストア派の哲学者の名前が由来のようで、彼は当時の皇帝マルクス・アウレリウスに対して全ての人々に対して親切心を持つことの大切さを説いたとされています。

またストイックという言葉はストア派が由来になっていて、セックスという言葉が出来たころと今のセックスに対しての一般的なイメージ(本能のおもむくままであったりとか欲に溺れるなど)はまったく違った意味を持っていたのかも知れません。

アダム徳永さんがスローセックスという言葉を世の中に広めたことで、セックスに対する意識を変えることに成功しましたが、それも一部の人に限られていて全体からみるとほとんど影響はないに等しいと思います。

セックスという言葉がついている限り、性交に対しての考え方や方法、目的などを変えることは難しいのではないかと思います。

そういった理由からセックスに代わる言葉がないだろうかと考えていました。

タクティールケアの語源となった「タクティリス」というのは、響きもいいし「触れる」という意味も愛するもの同士のいとなみに最適ではないでしょうか。

東京ラブストーリーの鈴木保奈美が織田裕二に「タクティリスしよ!」と言うのはしっくりきませんが、鈴木福くんと芦田愛菜ちゃんがそれぐらいの歳になっているころには一般的なものとなっているかも知れません。

いや、そうしたいと思いますので、あなたも是非今日からタクティリスしたいな~とかタクティリスして!って言うように習慣づけていただけませんか。


高血圧患者が4000万人、高コレステロール血症3000万人、糖尿病は予備軍も含めて2300万人・・・・と、日本にはすごい数の「病人」がいることになっています。

これは、薬を売るための策略としか思えません。

「このぐらいからは治療したほうがいいよ」という高血圧の基準が、たいした根拠もなくどんどん下がっているんです。長い間、最高血圧の基準は160mmHgだったのが、2000年に140に、2008年のメタボ健診ではついに、130にまで引き下げられています。

50歳を過ぎたら「上が130」というのは一般的な数値ですから、たいてい高血圧患者にされ、降圧剤を飲んで「治療」するハメになる。

その結果、薬品会社はホクホクです。1988年には降圧剤の売り上げがおよそ2千億円だったのが、2008年には1兆円を超えて、20年間で売り上げが6倍に伸びています。血圧商法、大成功ですね。

と冒頭からショッキングな内容の文章で始まるこの本は、僕のようななんの権威もなく、信憑性のあるデータも提出できない人間ではなく40年間も医師をされているかたが書かれています。

近藤さんは、ここ数十年骨折と疑わしい時以外には病院で検査を受けたことがないそうで、歯の痛み止め以外の薬も飲まれたことがないといいます。家には血圧計がないので、自分の血圧も知らないそうです。

1996年に成人病を生活習慣病と名称を改めたのですが、メタボや高血圧、高コレステロールなどは歳を重ねていくと当然そうなっていくものであって、成人病というほうが的を得た名称だということです。

実際老化がすすむと血管が硬くなっていくので、血圧が高くなければ全身へ血液を供給できなくという理由から高血圧になるそうなのですが、本質的なことを無視することで誰かが儲かる仕組みになっているのかも知れません。

医療分野に限らずどの業界もそのルールを作る人間が潤うようになっているのが、資本主義なので仕方がないと思います。

それともうひとつは日本人の資質も原因かもしれません。僕みたいなひねくれ者からみると本当に素直で疑うことを知らない従順な人々の集まりだと思うからです。

僕の母親はその典型といってもよくて、健康な時から健康食品を人にすすめられるままに利用していました。今は内臓の疾患で手術を何度もし、入退院を繰り返しています。

そんな彼女にこの本を薦めようとは思いません。自分が正しいと思って生きようと頑張っている意志を否定してしまうことになるからです。

もう少し健康になって病院や薬から離れることができる状況になったときにでも読んでもらうかもしれません。

この本には47の心得として本当にショッキングなことが書かれています。

しかし数十年間に渡っての経験と統計データから導き出された著者の確信はとても説得力があります。もともと僕自身もほとんど同じような考え方だったので、自分の考えをより強固なものにするための証拠となりました。

医療に限らず、その分野の一線で働いていた人たちが、疑問をもち根底からくつがえすような理論を発表していることが最近ところどころで目立つようになってきました。

なんとなく大きな変革の前の予兆のような気がします。

4ヶ月ですでに56万部も売れているそうです。大きな変革はすぐそこまで来ているのかもしれません。

昨日はセックスレスについて書きました。

今日はセックスレスとまでいかないけれど、不満の残るセックスをしているご夫婦について書きます。

不満の残るセックスを経験しているのは男女問わずだと思いますが、僕に依頼されるのは女性ですのでご主人のセックスに満足できないということになります。

では女性が満足できないセックスとはどんなものでしょうか。

●淡白
●気持ちよくない
●痛い
●こちらから誘わないとしてくれない
●まったく動かない
●早漏
●遅漏
●勃起不全
●不潔
●嗜好が変質的
●要求がうるさい
●生理的に嫌
●事務的
●前戯・後戯がない
●ムードがない
●性欲が強すぎる
●TPOを考えない
●自分勝手
●etc・・・

考えればいくらでも出てきそうです・・・。

日本の離婚率は約3割です。残りの6割はセックスレスか不満の残るセックスをしていて、満足できるセックスライフを送っている夫婦は1割にも満たないだろうと想像できます。

原因は簡単です。

結婚生活を良好に維持するための要因としてセックスはそれほど重要視されていないからです。

どうして重要視されないか。

それも簡単です。

性行為そのものがどちらかというと否定的なポジションに置かれているからです。

僕はその否定的なポジションにあるものを利用して商売をしています。世間からすると身内にいて欲しくないタイプの人間になるのかもしれません。それでも依頼してもらって感謝されることもあるので、自信を持って活動することが出来ています。

性というものが、これだけアンダーグラウンドな存在になった理由を社会学者は歴史をたどり、解明するかも知れませんが、そんなことをいくら知ったところで改善されることはありません。

過去のトラウマなどを理解してそれを克服させるようにするのと同じです。

過去ではなく今をどう生きるかに焦点をあてることがもっとも有効な手段だと思っています。

その時その時を楽しくすることだけを心がければ10年後のその時も楽しいはずなんです。

ひとりよがりのセックスに不満を抱いていると夜を迎えることが憂鬱になります。会話の出来るご主人であれば是非話し合いをして欲しいと思います。もしそうでないのなら自分で楽しいと思うようにすればいいと思います。

状況は同じでも向き合い方で楽しさが変わります。

セックスについてのテクニックや女性心理などの本がたくさん出ていて、それをご主人に分かってもらおうと渡したところでほとんど効果はないでしょう。

男性はプライドだけで生きているようなものなので・・・。

豚もおだてりゃ・・ではないですが、そのプライドを逆手にとって自由に操れるようになるほうが、簡単かもしれません。

操作方法はそれほど簡単ではないですが、思い通りに動かせるようになると信じてあきらめなければきっとうまくいくことでしょう。

操作マニュアルの読み方がわからない人はぜひご相談ください。一緒に解読してみましょう。


依頼していただく方の動機にセックスレスは少なからず入ります。

それはご主人から相手にされないからというだけではなく、逆に主人とはしたくないという方もいらっしゃいますし、長い夫婦関係の中でセックスはそれほど重要な要素ではないということでお互いに関心を持っていないというかたもいらっしゃいます。

セックスレスの定義は、カップルの合意した性交あるいは性的な接触が1ヶ月以上ない関係のことを指すようです。

結婚して2年も経てば1ヶ月以上ボディコンタクトのない夫婦は珍しい存在とは言えないはずです。

週に1度ぐらいはかかさずあったのに2ヶ月ほどまったくないということで、相談に来られたかたもいらっしゃいますが、ほとんどは数年から数十年間も性的な交渉がまったくないといった方たちです。

セックスレスになる原因とはいったいなんでしょうか。

もともとお互いが淡白で子供が欲しいという利害が一致すればそのための行為だと割り切ってするというご夫婦もいるでしょうし、どちらかが淡白で関心がなくそのうちにしなくなるということもあるでしょう。

またなんらかの原因でパートナーを生理的に受け付けなくなる人もいるようです。

僕に依頼される女性はほとんど40代のかたたちです。ご主人も僕と同じぐらいの年齢なので、現代の草食系と呼ばれる男性とは少し違うように思います。

肉食系だからセックスが続くのかと言えばそんなこともないと思いますし、逆に草食系の男性のほうが結婚してからも細々と奥さんを大事にしそうな印象を受けてしまいます。

男尊女卑までいかなくても一家の大黒柱的な感覚で自分の好きなように振舞うご主人も多かったかもしれませんが、経済状況は悪化するにつれて家の中のご主人の存在が変わってきたこともセックスレスの原因のひとつにあげられるのかも知れません。

先日、お会いした女性から男性は愛情をケチるという言葉を聞きました。出し惜しみをしているつもりではなくても女性からするとケチっていると思われているようです。

性交そのものがなくても奥さんの表情や振る舞いを見て日ごろと違う様子があれば気遣うひと言があるだけでまったく違うようです。

僕も離婚する前は妻に対してそういったひと言をかけることが出来ませんでした。それどころか疲れた表情を見せる妻に対していつもイライラしていました。疲れているのはお前だけじゃないんだぞといった感情のためです。

妻は疲れたエネルギーを出し、旦那はイライラのエネルギーを出していては家庭内の空間が心地いいはずがありません。子供たちにも大変な迷惑をかけていたことだと思います。

離婚、あるいは修復不可能な状態になる前に出来ればそういったことを意識して出来るようになって欲しいと思います。愛情が湧かなくても構わないです。ジェスチャーであっても。

誰かが言ってたことですが、笑顔は楽しいから笑顔になるんじゃなくて笑顔になるから楽しくなるんだって。

ケチらないで嘘でもいいから気遣う振りをしてみて欲しいと思います。そうすることで奥さんの気持ちも満たされきっといいエネルギーが家の中に満ち溢れるはずです。

それが好循環となって子供達や仕事にも影響が出てくると思います。

セックスレスであってももし相手と同じ空間にいるだけでも嫌だということでないのであれば体を寄り添って一緒に眠ることが出来ればそれまでとは全然違う朝を迎えることができるはずです。

そんなに簡単に出来ることではないということは僕自身が実感しているのですが、ブログを読んでいただいているかたのひとりでもそれによってこれまでよりも楽しいと思える時間が増えればいいなと思います。

女性は閉経してからでも女性としての機能を十分活用することが可能ですので、あきらめずに時間をかけてでもご主人と楽しいスキンシップを持っていただきたいと思います。

昨日の続きです。

この世の中には未知の部分がたくさんあります。

たくさんあるというよりも分かっていることは、ほんの少しで未知の部分と既知の部分を対比すると地球とパチンコ玉ぐらいの差があるのかも知れません。

そもそも分かっているということなどなにも無いのかもしれないのですが・・。

あなたの人生の物語はあなたが主人公であってその物語の執筆者は本当のあなただという話を昨日書きました。

物語はハッピーエンドもあれば殺人者となって死刑になるようなものもあるでしょう。

今日は僕の物語を少し書こうと思います。

といってもこれまでのあらすじを書いてもしかたがないので、今僕がなにを思いながら生きているのかについて話します。

基本は執筆者と主人公ということですが、その次に大切にしていることはその瞬間を楽しくなるように過ごすことです。

基本的に楽しくないなと思うことはしないようにしています。

今は携帯電話を持っていますが、そのうち携帯電話も持たないようにしたいです。電話は僕の予定を無視して勝手になりますし、着信があればそれが気になったりしますので体によくないからです。極力鳴らないように仕事を制限している状況です。

性感マッサージの予約はすべてメールでしか受けないのもそのためです。

すぐに返信できないときもありますが、そういうことでいらいらする人とは最初から付き合いたくないと思ってるので、僕のタイミングと依頼者のかたのタイミングが合えばそれはその二つの世界に接点が出来たと思うようにしていて、無理に追いかけることはありません。

一度受けた方にこちらから再度利用してもらうための営業メールのようなこともしません。

常に待ちの状態であることを原則としています。

そういった考え方にいたったのは、営業をしていた際に必死で売り上げをあげようと動き回っていてもそれほど成果が出ず、動いているということが仕事をしているということと錯覚していた時期を長く経験したからです。

必死で働いていると思っていても成果にならないことほど楽しくないことはないので、動くことを止めることにしました。正確にいうと動きを変えたという方がいいのかも知れません。

動物のいないサバンナを走り回ったり、魚のいない海に釣り針を落とすことをやめて、農業に切り替えました。

その農業とはインターネットのことです。

昔からインターネットをしていてホームページやブログなどはあったのですが、どれも売り上げに貢献するようなものではありませんでした。ちゃんと収穫ができるようにする知識を持っていなかったためです。

僕が影響された人の中に二宮金次郎がいます。彼は捨てられた苗を荒地の水たまりに植えて収穫が出来たことに喜びを覚えて、貧しい百姓から最後は農業で藩の財政を立て直すぐらいの人となりました。

農業の場合は天災などで一瞬のうちにそれまでの苦労が無になる可能性があります。インターネットの場合は、ルールを守って適正な使い方をしていればいきなり削除されるということはありません。

僕は2006年からブログを初めて、これまで作ったブログは10個以上あると思いますが、どれも消えていません。農業の場合はちゃんと世話をしなければまた土壌からやり直さなければいけないかもしれませんが、ブログは何年ほったらかしにしていてもまたそこからスタートできます。

ネット上には土地は無限にあって、それを無料か格安で手に入れることができます。そこに自分の好きな作物の種を植えるだけでいいのです。一度植えたものはほぼ半永久的に存在します。

ひとつでも農作物を収穫することが出来るようになればあとは同じことを繰り返すだけで必ず同じ成果を得ることが出来ます。余裕が出来ればそれを改良していき、さらに品質や効率のいいものに変えることが可能となります。

ほっておいても毎日収穫があるのです。

毎日が楽しくてしかたなくなります。

あともうひとつ楽しいことをする理由としては、楽しい人が集まってくるということです。

一人の時間もいいですが、人と話をしたりお酒を飲んだりすることも好きなのでどうせなら楽しく笑いながらするほうがいいということです。

電車に乗るといろんなグループを見かけます。体育会系、おたく系、おばさん系、サラリーマン系、小悪魔系などなどいろんなタイプがありますが、顔や体型などの外観は違ってもそれらの人たちは間違いなく同じエネルギーを出してつながっています。たいていは兄弟かと思うぐらい外観も似てくるのですが・・。

同じように夢を追いかける人・人の悪口を言って楽しむ人・いつも悩む人・怒りっぽい人・心配性の人など、それらの人には同じような人たちが集まります。

だから僕はいつも楽しいと思うことだけをするようにしています。

そんなことだけをしていては生活することが出来ないと思うかも知れませんが、出来るか出来ないかではなくてやるかやらないかです。

もっと言えば書くか書かないかです。

自分の物語の執筆者は自分であり、全てを自分で決めることができるからです。


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