工藤美代子さんの「快楽(けらく)~更年期からの性をいきる」という本を読んでいます。
まだ5分の1も読んでませんが、衝撃的な内容ばかりです。驚きとともに自分の無知さにあきれかえります。
その中でホントにびっくりした内容があったので、ご紹介します。
更年期になると女性ホルモンが不足し膣内が潤わなくなり性交痛に悩まされるかたがいらっしゃるようです。そういった症状の奥さんが成人病クリニックの村崎芙蓉子先生に相談されたときの内容です。
一文をそのまま掲載させていただきます。
すでに大学生の子供までいる五十代の夫婦のうち、夫が夕食後、一人で自室にこもりアダルト・ビデオを見始める。そして、興奮すると妻を「お~い、お~い」と呼び続ける。家族の手前もあるので、妻は致し方なく夫の待つ部屋へ行く。すると夫は、目の前で繰り広げられているポルノ映画とそっくり同じ体位でセックスをすることを妻に要求する。妻はそのように強いられるセックスがいやでたまらないうえに、更年期に入ってからは、ひどい性交時の痛みがある。そんな妻の心身の状態などおかまいなく夫は性器をむりやり挿入する。そのため妻の膣は出血し、ひどく傷む。翌日、泣く思いで妻は婦人科へ行き手当てを受ける。ようやくその傷が癒え、薄い皮膜ができた頃、また同じ行為が繰り返されたという。
しばらく次を読み進めることが出来ませんでした。
先生と相談された奥さんはその時手を取り合って泣いたそうです。
これは極端な例ですが、夫が求めても奥さんが疲れて拒否した場合に寝てるだけでいいからと無理やりする夫の話もありました。
後ろを通られるだけでぞっとする人もいてレイプ犯に思えて来る人もいるそうです。
どこにも訴えることが出来ないレイプかもしれません。
セックスレスのほうがまだましなんじゃないかと思う内容でした。
今日は暗くてすみません・・。