東京大学の名誉教授でジェンダー研究の第一人者である上野千鶴子さんが、新入学生に向けた祝辞が話題となっているみたいです。

全文も紹介されていて、全部読みました。

フェミニズムというのは、女性も男性と平等に扱われるための活動だとばかり思っていたのですが、それはまったくの間違いであると気づき、反省しています。
そのことを気づかせてくださった一節をご紹介します。


女性学を生んだのはフェミニズムという女性運動ですが、フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想ではありません。フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。

フェミニズムに限らず、障がいを負った人たちや、老人や子供なども同じでしょう。

その立場にいる人たちが一番快適に過ごせる社会になることが理想であるのは、間違いないはずです。

しかし弱者である人たちが、勘違いしている場合もあるような気がします。

僕が間違った知識を持つ原因となったのは、女性も男性以上に優秀であるから、もっと世の中に出て活動すべきだと唱えているフェミニストの言葉を聞いたことです。

上野さんの話は、東大の新入生だけでなく、実際に社会に出ている人や結婚している人にも参考になります。

性感マッサージを仕事としてやり始めた頃に一度彼女の本を買ったことがあるのですが、それほど心に残っておらず、途中で読むのをやめてしまったと思います。

もう一度本棚を整理して、あらためて読みたい気分になりました。




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