昼の2時半ごろに月が東の空に出ていました。
光り輝くというよりも、雲と同じように存在しているのかどうかが危うい感じで、ふわっと白い半月でした。
月自体はまったく変化することが無いのに、地球と太陽との関係で僕が見える印象が変わります。
もし僕が月に向かって、スーパームーンの時のことを思い出して、もっと大きく光り輝けるはずなんだから頑張れと言ったら、今日の月はどう思うのでしょう。
やる気満々の月なら、頑張らなきゃ! と励んだり、気弱な月ならいくら頑張ってもあんな風にはなれないと落ち込むのかもしれません。
人間も月と同じように自分とはまったく関係ないことが評価につながる時があるのかも知れません。
人間は、人の評価によって一喜一憂しがちです。
でももしかすると一番の幸せへの近道は、月と同じように泰然自若になることのような気がします。
周りに流されず、
いや、周りに流されるのであれば流されることも楽しめればいい。
そんな風に感じた昼過ぎのお月見となりました。