今回の記事のテーマをセックスにしようと思いました。

まずセックスの語源はいったい何だろうと、「セックス」で検索したところ、一番上に表示されたのは、ウィキペディアでも辞書でもAV関係でもありませんでした。

オープンマリッジ

僕は、今日初めてこの言葉を知りました。

婚姻関係を続けながらも、互いに好きなことをするということだそうです。

一番上に表示された記事は、オープンマリッジを実践した夫婦の話でした。

この夫婦のオープンマリッジには取り決めがあります。

■お互いに恋に落ちない、深入りしない
■お互いの友人とはセックスしない
■避妊は必ずする
■オープンマリッジの期間は、1年

妻の方は、深入りしないために、出会い系サイトなどに登録した際に、相手との条件として3回までしか会わないということにしていたようです。

結果的に、この夫婦は離婚しました。

離婚する原因を作ったのは、夫の方だったのですが、妻も自分で決めた約束事を守ることが出来ずに恋に落ちてしまったようです。

オープンマリッジという、画期的なシステムを導入した時点で、離婚は決まっていたのかも知れません。

離婚後も友人関係が続いているということなので、二人の人生にとっては、最良の選択だったのではないでしょうか。

妻の言葉に、この1年間で良い子でいるのと良い人でいるのとの違いを学んだとありました。

良い子でいるのと良い人でいるの違いとは。

良い人とは、倫理や道徳に捉われずに、自分の生き方を優先する人のことなのかなと思います。

もしかすると僕は良い人なのかな?


ちなみにセックスの語源は、ラテン語の分けるという意味が有力だそうです。

もともと男女はひとつとして存在していたのが、何かの事情で分かれてしまい、その半身を捜すという意味があったのかも知れません。

心臓が左に寄っているから抱き合ったときにちょうどひとつになったような気持ちになることもその証拠なのでしょうか。

300字小説 第285回
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