疲れていたのか、10時過ぎに眠り午前3時ごろ目が覚めました。

撮りだめしていた写真をブログ用に加工したり、投稿したりしているうちに朝食の時間になりました。

6時30分から10時までと長めにとってくれています。

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今回のホテルを選んだ理由として、朝食を3つの店でいただけることがありました。

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エレベーターに乗り、ふと下を見ると……。

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女の子の靴下が。

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フロントに預けて、朝食に向かいます。

昨日、朝食をいただいた、お店です。夕方には会社員でいっぱいでした。

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今日の朝食は、本館の2階にある「庄や」さんです。道路をはさんで向かいにあります。

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洋食もあったようでしたが、今日も和食にしました。辛子明太子が山盛りです。

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朝から食べすぎじゃないか? と自分につっこみつつ、辛子明太子のせいでおかわりまで。

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その上に禁断のビールまで注文してしまいました~。もう無法地帯化しています。

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完食です! といいたいところですが、味付け海苔が食べれませんでした。ビールはなんとか流し込みました。

帰りの階段は、まるで臨月の妊婦さんのような感じで、一段一段降りていきました。油断するとお腹の膨らみのせいで浮かびそうだったので。

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部屋にもどり、苦しいお腹を抱えながら再度就寝。

相撲部屋の1日のようです。


夕方になりました。ちょうど12時間後です。

ホテルからすぐの高架下には、マイングというショッピングセンターのようなものがあり、それを抜けて中洲に行こうと考えました。

気軽に入れそうな飲み屋さんがたくさんあって、とても賑わっていました。もしまた来ることがあれば是非行ってみたいです。

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スーパーも隣接していて、おいしそうなお刺身が並んでいました。スーパー玉出には絶対にない新鮮さだと思います。

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そこから1分もあるくと博多駅があるビルの中に出ました。

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気の利いたネーミングだなと感心してパチリ!皮をむいた状態で売られている冷凍みかんです。

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初日に撮影した博多駅は筑紫口で、この写真は反対側の博多口です。

こちらがメインのようですね。

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駅前広場には、へんてこな母子像が。

ヘンリー・ムーアの作品でした。

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正面の信号を渡って、まっすぐ行くとほぼ中州です。

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キャナルシティ劇場というところでCATSが上演されているようです。

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たぶん博多では超有名だと思われるキャナルシティです。かなり馬鹿でかい施設でした。

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駅から10分ほど歩くと川にぶつかります。

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そこからさらに進むと歓楽街の雰囲気が漂ってきます。ソープランドなどの風俗店が並んでいました。

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春吉橋というところに屋台が集まっているようです。月曜日の午後7時前の風景です。

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お侍さん。

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丸い顔の小僧。

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屋台といえばとりあえずトイレを確保しておかないと!!

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トイレから一番近い場所にあった屋台に決めました。これで、漏らす確率がぐ~んと減ります。

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店のご主人に断って、遠慮がちにパチリ!この写真の横にはイカ・フグ・キス・大えび・サザエなどがありました。

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足元にはタイヤが。

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隣の屋台まで少し間隔があいていましたが、翌日もお邪魔すると詰まっていました。

この日は、休んでいたようです。
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ひや酒からスタートです。
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生ものは出せないようで、焼くか揚げるかだということでした。

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大好きなとり皮を焼いていただきました。ほどよく脂がのっていて、おいしかったです。

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大きな海老があったので、天ぷらにしていただきました。

天つゆも出してもらいましたが、もったいないので半分は塩を振りかけていただきました。

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キスの天ぷらです。こちらも塩で。

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火力の強い七輪です。焼き鳥はすぐに焼けるようです。となりのヤカンは年季が入ってますねと聞くとすぐにまっくろになるから大したことないといった感じの返事が返ってきました。

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サザエのつぼ焼きです。とても大きかったです。

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貝殻に残っただしがまたお酒にぴったりでした。結局、4杯もコップ酒を飲んでしまいました。

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最後に屋台のラーメンを食べたいと思ったので、おいしい屋台のラーメン屋さんはありませんかと店の人に聞くと、「無い!」と即座に返ってきました。

自分は屋台のラーメンをほとんど食べたことがないからわからんということでしたが、本当に無いのかもしれません。

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屋台でなくても構わないので近くにありませんか? と聞くとすぐ近くに王餃子(ワンギョウザ)という店があって、そこはおいしいと教えてもらいました。

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8時になるかならないかという時間だったのですが、店内では仕込みの真っ最中なのかカウンターに材料が積んでありました。

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思わず従業員になってまかないを食べるような気持ちになりましたが、とりあえず酔い覚ましのビールを!

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王さんの作るギョウザだから王餃子なんですね。写真ではわかりませんが、かなりこぶりで一口サイズです。

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準備をしていた餃子のたれには「と」と書かれていました。

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ひとつ食べる為にたれにつけると、今度は「し」に。

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亡くなった王さんからの何かのメッセージなのかなと思って、二つ目をつけてみるとただの点になってしまいました。王さんがなくなっているのかどうかは知りません。

この店、おすすめの鶏がら醤油ラーメンを注文。

店員さんは、大きな声で「ミソラーメンイッチョウ~」と注文を通したので、僕は慌てて店員さんを呼んで、醤油ラーメンだということを伝えました。

店員さんは申し訳なさそうに笑いながら、しょうゆ~~と叫んでいました。

ここの店は、全員中国人のようです。

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シンプルなラーメンでしたが、お酒を飲んだ体にはちょうどいいあっさり感でした。

豪快なコショウも登場。

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またまた完食です。

朝食のことを思うとまだまだいけるかも知れん。

などと思いましたが、今日はこの辺にしておきます。

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想像していた博多の屋台とラーメンではありませんでしたが、それなりに満足しました~~。

本日の支出

屋台

とり皮 3本
海老の天ぷら
キスの天ぷら
さざえのつぼ焼き
日本酒 4杯

合計4200円

王餃子
醤油ラーメン
餃子
ビンビール

合計1780円

300字小説 第217回
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『葬式』

葬式では高校一年と中学二年の二人の姉が立てなくなるぐらい泣いていた。

その姿とは対照的に、母は悲しそうな顔で挨拶をしてくる弔問客に対して、逆に相手を気遣っていたのか、微かな笑顔を交えながら対応していた。

喪服の着物の胸には蝶の家紋が入っていた。白い丸の中にいる蝶は羽を広げ、今にも胸から飛び出しそうだった。

病室で父が話してくれたことが、この時初めて理解できたような気がする。僕は父を失った悲しみよりも、母の胸に留まっている蝶に心を奪われていた。

式は滞りなく進み、骨を拾うことまで体験した。なるべく大きな骨を拾うことに必死だったかもしれない。

父の死を実感したのは、ずいぶん後になってからだという記憶がある。
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