いつもブログを読んでいただいている方からメールをいただきました。

第23回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭でグランプリをとった映画を紹介してくださる内容です。

「暗闇から手をのばせ」は障がい者専門のデリヘル嬢の話のようです。

性感マッサージをやりはじめたころに「性」について考えていくと障がい者と性にたどりつき、本を読んだりいろんな方に話を聞こうと行動を起こしていたことがありました。

最終的には障がい者だからどうとか考えることにあまり意味がないなと思うようになり、人としての本質的なことに関心が移行したのです。

障害に限らず女性だからどうとか風俗だからどうとかいうのも本質的なことを見間違えるだけなのかなと。

だからいろんな方からの相談を受けてもその環境におかれたことで悩むこと自体も同じであると結論付けています。

外的な要因に悩むよりも本来の自分の可能性に集中して欲しいのです。

映画の紹介メールをいただいた時にたまたま「最強のふたり」というフランス映画を観ていました。

窃盗などを繰り返す黒人が頚椎損傷で首から上しか動かないお金持ちのヘルパーをする話です。

彼はその障がい者に対して哀れみや同情など一切持ちません。

単に人として接するだけなんです。

とてもいい映画でした。

それと偶然にもFC2ブログへ相互リンクのお願いコメントが入ったのですが、そのサイトを覗いてみるとちょうど「暗闇から手をのばせ」の予告編の動画が張り付けられていました。

たぶん僕に対して本当の僕が、もう一度考えを確認しろとメッセージを届けているのだと思います。

この世の中では障害の有る無しとか生まれた環境とか容姿とか結婚・仕事・病気・災害・事件・事故などいろんな出来事によって自らを考える機会を与えられます。

その時に足りないものを補う考え方をしていると時間ばかりが経過していき、焦燥感が襲ってくるような気がします。外的要因をいくら改善しようとしてもそこにはゴールがないからです。

それよりも今あるものをどうしていくかということに目を向けたほうが、充実感を味わえると思ってます。

「暗闇から手をのばせ」は3月から東京で上映されるそうで、具体的な内容についてはまったく知りませんが、障がい者と一口にいってもいろんな考え方の人がいるのです。

生きることを楽しみデリヘル嬢と非日常を満喫できる心に余裕のある人もいるはずです。

なにがいいたいのかがちょっとボケで来ましたが、結局は全て自分が選択して自分の幸せや不幸せを決めているのだということを理解して欲しいということです。

最後は乙武さんのような障害をもつオーストラリア人のスピーチを紹介したいと思います。


※文中に「障害」や「障がい」と統一されていませんが、文字変換のままにしています。「障碍」という書き方もありますが、そこにこだわること自体がなにか違うなと感覚的にそう思っているからです。


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