等価交換というのは文字どおり等しい価値のもの同士を交換することです。

学生のころアルバイト代わりにパチンコで生活費をまかなっていたことがあって、仲間と一緒に車に乗ってお金がなくなるまで旅をしようということになりました。旅費はその土地のパチンコ屋さんで稼いでまかなうというものです。

当時、関西では100円で25個の玉を購入して換金する時は40個で100円がもらえました。ですので玉貸出機で購入してそのまま店のカウンターで交換すると赤字になるわけです。

それが旅をしている途中で赤字にならない店、25個を100円で買ってくれる店を発見したのです。等価交換が当たり前の土地の人がみたらなにを今更言ってるんだと思われるかもしれませんが、僕たちにとっては衝撃的な体験でした。

そのまま学校を辞めてここで暮らしてもいいかな

と、そこまでは思ってませんが、それぐらいのインパクトがあったのです。

夫婦間の問題をテーマにしているのになんで等価交換なんだということなんですが、最近このブログだけではなくOKWEBというサイトにも出没させていただいて回答をしていくうちに結婚って等価交換なんだって思ったんです。

昨日のことなんですが、結婚前の女性から彼氏に対して多少の浮気や風俗遊びはいいよって言っている自分っておかしいですかという質問に対して回答させていただきました。

その時に多くの女性がその彼女に対して本気で彼のことを愛しているのならそんな言葉が出るはずないって怒っているような気がして、なんかそれってちょっと短絡的過ぎる考え方なんじゃないかなという思いから回答する気になったんです。

結婚することを決めるときにいろんな条件を頭の中で瞬間的に判断していると思います。

もちろん愛情があるかどうかというのは大きな要因であることは間違いありませんが、それ以外にも経済的なことや親との関係、子供についてや転勤のあるなし、その他いろいろなことがあると思います。

その上でお互いが相手と一緒に暮らす時に自分の価値以上のものを相手からもらえると判断しているのかなと。

メリット・デメリットなんかいちいち考えていない!って怒られそうですが、結婚後の夫婦間の問題が発生する大きな原因は相手との価値のバランスが崩れてしまったことによるものなんじゃないかと思ったわけです。

お金というものが出来る前は物々交換で生活が成り立っていました。

自分の持っているモノの価値と相手のものの価値が同じであれば交換が成立します。ただ簡単に価値が判断できるものや長い時間かけても存在するものなら問題ないですが、そういったもの以外を交換できるようにするためにお金が登場したのではないかと思います。

夫婦間の価値のバランスが崩れそうになったときには、このお金のような存在を一つ介することが出来れば一旦問題を棚上げすることができ、感情を抑える効果が期待できるんじゃないかなと思いつきました。

このお金に換わるもの・・・

難しいですね。


僕が性感マッサージ師になったきっかけについて記事を投稿しています。